2018年09月28日
圓光寺再訪

今日は朝から終日いい天気で、気温も秋らしいさわやかさ。家の中でじっとしているのはもったいないので、前にも訪れた圓光寺へ散歩がてら歩いて行ってきました。

誰もほかに客のいないがらんとした圓光寺の本堂、お座敷と庭でごろんとして、しばらく緑を眺めてぼんやりしていました。まだもちろん紅葉には早いけれど、楓が多いようだから、もう少し寒くなってくれば素晴らしい紅葉の庭が見られるでしょう。

これは裏庭。

飛び石づたいの向こうに井戸がある、この風景も大好き。

庭は降りて回遊することができ、いろんな角度から違った光景を楽しむことができます。

向こうにみえる棟はたしか道場みたいなところです。

これは庭と玄関入口のところにある水琴窟。かすかなとても高い、金属的な水音とでもいうような、いい音がしています。
ほかに宝物殿もあって、いくつか寺宝が展示してあります。古い時代の印刷用の活字が珍しい。
このお寺はもともと家康にゆかりの寺のようで、相国寺の中につくられたようですが、のちに焼けて、いろいろあって、一乗寺のこの地に移されたもののようで、いまは南禅寺を本山とするようです。
詩仙堂からはほんの2,3分のところにあり、詩仙堂から少し坂を下りて北のほうへ歩くとすぐみつかります。夕方は5時まであいています。詩仙堂は客も多いと思うから、休日はきっとついでに来る観光客も少なくないでしょう。
saysei at 19:37│Comments(0)│