2016年07月25日
誉田哲也『ブルーマーダー』
このところ誉田さんの姫川玲子シリーズに凝って、電車の中はいつもこのシリーズを読むはめになっています。きょうはついに通勤電車以外の時間も読むにいたり、また1冊読んでしまって、だんだん読める作品が少なくなるのがこわい(笑)。
「ブルーマーダー」は牧田との恋まで登場する「インビジブルレイン」と並んでシリーズの中でも出色の作品のような印象で読み終えました。こちらもシリーズで読んでいるとだんだんかつての姫川チームの個々のメンバー、菊田とか葉山とかがわかってくるので、だんだん人間的なドラマの奥行きが深くなっていくような気がして余計に面白いのです。
歌舞伎町セブンと同じ必殺仕置き人的発想だけれど、純粋な正義漢だった元警官のエス一人にそれを負わせることで、全然違った物語に作り上げていて楽しめます。ブルーマーダーの視点で凶器づくりから描いていく小説の書き方、読ませ方が実にうまい。玲子の過去のトラウマによるambivalentなところのあるキャラがすごく魅力的です。
「ブルーマーダー」は牧田との恋まで登場する「インビジブルレイン」と並んでシリーズの中でも出色の作品のような印象で読み終えました。こちらもシリーズで読んでいるとだんだんかつての姫川チームの個々のメンバー、菊田とか葉山とかがわかってくるので、だんだん人間的なドラマの奥行きが深くなっていくような気がして余計に面白いのです。
歌舞伎町セブンと同じ必殺仕置き人的発想だけれど、純粋な正義漢だった元警官のエス一人にそれを負わせることで、全然違った物語に作り上げていて楽しめます。ブルーマーダーの視点で凶器づくりから描いていく小説の書き方、読ませ方が実にうまい。玲子の過去のトラウマによるambivalentなところのあるキャラがすごく魅力的です。
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