2024年09月
2024年09月30日
庭土に肥料を埋め
先日は庭に出て手鍬を振るって頑張ったものの、ツルキキョウやジャーマンアイリス(正確な名は覚えていません、なんとなくそんな印象)のはびこっているのを、いくらか抜き去るのがやっとだったので、きょうはそのあとをもう少し掘って、そこへもう何年も軒下の朽ちた樽の中に積まれて残っていた有機肥料の類を取り出してきて、埋めてやりました。
いつも花壇も周辺もほったらかしで、肥料をやるべき時期にやらないのですが、なんとか咲く花は咲き、キンカンのように実をつけてくれるものもありで、ますますほったらかしのままでした。いくらなんでも肥料もビニール袋の口を開けたまま何年もほうっておけば、変質してしまったり、虫が湧いたりするんじゃないか(実際、古樽の中には何匹もゴキブリが・・・)、というわけで、残った肥料を一気に使い切ろうとした次第でした。これで植物たちがもう少し元気になってくれるかどうか。

北山端から北山方面をのぞむ。きょうはあまり動かなくても行けないと思って、雨も降らないようなので、電動アシスト自転車をゆっくり走らせて、上賀茂の野菜自動販売機をみてまわりました。でもほとんどなにも出ていませんでした。かろうじて100円均一おじさんのところで、真っ赤な唐辛子と緑色の唐辛子と、それぞれ一杯入った袋が出ていたので、それだけ買って帰りました。必需品の戸田さんとこのトマトは幸い生協の地元農産物のコーナーにまさに戸田農園のが出ていたそうで、パートナーが1日2日前にたくさん買ってきていたのでとくに注文はなかったのです。
いつも最後に覗いてみる販売所は、立派なトーガンとバターナッツかぼちゃが出ていましたが、これは両者ともまだ残っているので、いまはいらない、と言われていたので、買わずにおきました。トウガンはいかにも美味しそうで、ずっしり重そうなデッカイのだったので、よほど買おうとかと思いましたが、カボチャとちがって、長く転がしておくとやっぱり水分が多少は抜けて味が悪くなるかもしれないので、またなくなったら買いに来よう、と。
野菜の収穫がほとんどなかったので、思いついてサーカスコーヒーさんへ行って見たのですが、月曜日は定休日でした (> <)

庭の芙蓉はきょうも40輪ほど咲いていました。これは左下のほう。

これは右上のほう。やっぱり日当たりなんかのせいでしょうか、ある部分に固まって同時に咲くのですね、まだまだ蕾がたくさんついているので、当分は目を楽しませてくれそうです。
きょうの夕餉

紫蘇の穂、マイタケ、アスパラ、サツマイモの天ぷら、レバーのから揚げ
紫蘇の穂はきょう庭に出たときに積んできた自生えの紫蘇です。今年は紫蘇や大葉が花壇にものすごくはびこって茂り放題茂り、菊などほかのものを押しのけてしまうほどでした。異常な暑さと、せっせと花壇の土に埋めて来た紅茶カスのせいかもしれません。

キスの干物。シシャモかと思ったほどミニサイズでしたが、味はまさにキスの味で、はらわたなどほんとに美味しい魚でした。これで250円くらいだったらしいので、安い買い物だったようです。

戸田農園さんのトマトをすりおろしたソースかけの豆腐。ゴーヤのジェノベーゼのせ。

唐辛子の真っ赤なのと緑色のきれいなのを買ってきて、パートナーが試食したら、赤いのは案に相違してちっとも辛くなく、青い方は唇がしびれて、とても食べられないほど辛かったそうで、きょう食卓に出たのは、その前に買っていた、そんなに辛くない唐辛子ばかりでした。きっとああいうのは韓国料理とか、辛さ10倍のインドカレーとかに使うのでしょうね。

トウガン、シイタケなどのおつゆというのか煮物というのか・・・

きょうはお刺身のいいのが無かったので、長男用に用意したらしいミニステーキ

柿とカブラの胡麻酢和え とても美味しかった

五目豆

セロリのジャコキンピラ むしょうにセロリの葉が食べたくなって買ったとか。たしかに熱々ご飯にかけて食べるととても美味しい
(以上でした きょうの夕餉は長男も一緒でした)
いつも花壇も周辺もほったらかしで、肥料をやるべき時期にやらないのですが、なんとか咲く花は咲き、キンカンのように実をつけてくれるものもありで、ますますほったらかしのままでした。いくらなんでも肥料もビニール袋の口を開けたまま何年もほうっておけば、変質してしまったり、虫が湧いたりするんじゃないか(実際、古樽の中には何匹もゴキブリが・・・)、というわけで、残った肥料を一気に使い切ろうとした次第でした。これで植物たちがもう少し元気になってくれるかどうか。

北山端から北山方面をのぞむ。きょうはあまり動かなくても行けないと思って、雨も降らないようなので、電動アシスト自転車をゆっくり走らせて、上賀茂の野菜自動販売機をみてまわりました。でもほとんどなにも出ていませんでした。かろうじて100円均一おじさんのところで、真っ赤な唐辛子と緑色の唐辛子と、それぞれ一杯入った袋が出ていたので、それだけ買って帰りました。必需品の戸田さんとこのトマトは幸い生協の地元農産物のコーナーにまさに戸田農園のが出ていたそうで、パートナーが1日2日前にたくさん買ってきていたのでとくに注文はなかったのです。
いつも最後に覗いてみる販売所は、立派なトーガンとバターナッツかぼちゃが出ていましたが、これは両者ともまだ残っているので、いまはいらない、と言われていたので、買わずにおきました。トウガンはいかにも美味しそうで、ずっしり重そうなデッカイのだったので、よほど買おうとかと思いましたが、カボチャとちがって、長く転がしておくとやっぱり水分が多少は抜けて味が悪くなるかもしれないので、またなくなったら買いに来よう、と。
野菜の収穫がほとんどなかったので、思いついてサーカスコーヒーさんへ行って見たのですが、月曜日は定休日でした (> <)

庭の芙蓉はきょうも40輪ほど咲いていました。これは左下のほう。

これは右上のほう。やっぱり日当たりなんかのせいでしょうか、ある部分に固まって同時に咲くのですね、まだまだ蕾がたくさんついているので、当分は目を楽しませてくれそうです。
きょうの夕餉

紫蘇の穂、マイタケ、アスパラ、サツマイモの天ぷら、レバーのから揚げ
紫蘇の穂はきょう庭に出たときに積んできた自生えの紫蘇です。今年は紫蘇や大葉が花壇にものすごくはびこって茂り放題茂り、菊などほかのものを押しのけてしまうほどでした。異常な暑さと、せっせと花壇の土に埋めて来た紅茶カスのせいかもしれません。

キスの干物。シシャモかと思ったほどミニサイズでしたが、味はまさにキスの味で、はらわたなどほんとに美味しい魚でした。これで250円くらいだったらしいので、安い買い物だったようです。

戸田農園さんのトマトをすりおろしたソースかけの豆腐。ゴーヤのジェノベーゼのせ。

唐辛子の真っ赤なのと緑色のきれいなのを買ってきて、パートナーが試食したら、赤いのは案に相違してちっとも辛くなく、青い方は唇がしびれて、とても食べられないほど辛かったそうで、きょう食卓に出たのは、その前に買っていた、そんなに辛くない唐辛子ばかりでした。きっとああいうのは韓国料理とか、辛さ10倍のインドカレーとかに使うのでしょうね。

トウガン、シイタケなどのおつゆというのか煮物というのか・・・

きょうはお刺身のいいのが無かったので、長男用に用意したらしいミニステーキ

柿とカブラの胡麻酢和え とても美味しかった

五目豆

セロリのジャコキンピラ むしょうにセロリの葉が食べたくなって買ったとか。たしかに熱々ご飯にかけて食べるととても美味しい
(以上でした きょうの夕餉は長男も一緒でした)
saysei at 18:33|Permalink│Comments(0)│
侯孝賢監督「好男好女」をみる
例よって、処分前の一見、というやつで、台湾の侯孝賢(ホウ‣シャウシェン)監督の「好男好女」を見ました。1995年、台湾と日本の共同製作で、主演は「香港生まれ日本育ち」「18歳で歌手デビュー」して台湾でも日本でも成功したアイドル歌手らしい(というのは私は全然知らないので)伊能静という女優さんです。
私はタイトルをみて中身を軽率に推測判断してしまう傾向があって、大抵はうまくいくのですが(笑)、ときどき、タイトルで何となく見る気が失せて見損なった面白い映画とか、読みそこなった面白い本に、ずいぶんあとになって気づくことがあります。
それで、今回も監督は「悲情城市」で感銘を受けた侯監督なので、ひょっとしたら、タイトルのせいでまた食わず嫌いをやっちゃってたかな、と思って見たのですが、今回は私の軽率な判断のほうが正しかった(笑)
もちろんいい加減な作品ではなく、監督としてはむしろ非常に野心的な作品で、台湾の悲劇的な「白色テロ」と言われる蒋介石独裁下に起きた多数の台湾人住民の殺害事件と現代に生きる退廃的な女性の日常を重ね合わせて見る者に問いかける類の非情に生真面目な作品です。
伊能静演じる梁静(リャンジン)という若い女性はかつての恋人アウェイを3年前に殺され、退廃的な日常生活を過ごしています。その彼女のところに、以前盗まれた、割と赤裸々なことを書いた日記のページがFAXで繰り返し送られてきます。同時に無言電話も繰り返しかかってきます。誰がそんなことをしているのかはまったく分からないし、その意図も最後までわかりません。ただそういう日常を彼女が過ごしている、というだけです。
映像はごく自然に継ぎ目なく、まだアウェイが生きていたころに戻り、肩に入れ墨をした、恐れられた男だったらしい彼は、ほかの女も抱くので彼女はやけになり、彼に食って掛かるけれど、彼は彼女には優しく、彼女がクスリに溺れて退廃に陥ろうとするのを止めようとするシーンがあります。
彼女は以前、映画女優をしていて、その映画制作の場面と、そこからまた自然につながって、つくられていくその映画自体、つまり劇中劇みたいな映画の中の映画が、モノクロではなかったように思うけれど、セピア色でもない、やや褪せた青っぽい色調の美しい映像で、現在のことのように映されていきます。
その映画中の映画というのは、日中戦争のさなか、日本へ留学していた留学生鍾浩東(チェン・ハオトン)・蒋碧玉(ジャン・ピーユ)夫妻と友人3人の計5人の若者が、抗日戦に参加しようと決心して大陸に渡り、中華民国軍の前線支部へたどり着くのですが、そこで取り調べの上、足枷をかけられて拘束され、日本のスパイの容疑をかけられて銃殺ときまり、或る人物の口添えで辛うじて命だけは助かります。
しかし、台湾の良く知られた「白色テロ」の時代(台湾人に対する大陸から入って来たいわゆる外省人の差別的な統治に抗う住民の運動を蒋介石が大陸から軍を送って弾圧、銃撃して多数の住民を殺した事件をはじめ、長年にわたる戒厳令下で、共産主義者扱いされた村人が集団抹殺されるなどの事件を繰り返した)の中で、鍾浩東らも殺されていきます。
その鍾の妻、蒋碧玉を、リャンジンが演じていた、という設定になっていて、生身のリャンジンの現在・過去の生きざまと、彼女が演じる蒋碧玉の生きざまとが重ねて提示されるというわけです。
しかし、これは作品として、その中身がとてもわかりにくく、映画の中の女性と、それを演じる女優の生身の生きざまとをこのように重ねて見せる意味が、もうひとつ観客にうまく伝わってこないのです。
映画の中の映画に出てくる場面の中には、思わずハッとするほど美しい映像があっただけに、あの映画の中の映画をそれ自体で取り出して、正面から「白色テロ」の時代を生きる男女を描く映画を一本撮ってほしかったな、と思わずにはいられませんでした。
映画の終わりに、「1950年代の政治的受難者に」といった言葉が記されていました。
リャンジンの一人住まいの部屋の片隅にあるモノクロテレビが、小津安二郎の「晩春」の一場面を映しているのも、時代を感じ、親しみもおぼえました。それにしても台湾の映画では以前に日本統治に抗って反乱を起こし、殲滅された台湾人を描いた、やはり史実にもとづく映画を見たことがありますが「悲情城市」といいこの映画といい、ひとつの国家の中でかくも残酷な民衆の圧殺が繰り返される民族的な悲劇を経験し、台湾の民衆はその精神的な共同性の深部で、おそらくはいまも本当には癒えない深い傷を負っているのだろうな、と思わずにはいられません。作品の出来、不出来はともかく、この監督がその民族的なトラウマのような深手から目を逸らすことなく、難しい主題に真正面から取り組んでいる姿勢はやはり見事なものだと思います。

私はタイトルをみて中身を軽率に推測判断してしまう傾向があって、大抵はうまくいくのですが(笑)、ときどき、タイトルで何となく見る気が失せて見損なった面白い映画とか、読みそこなった面白い本に、ずいぶんあとになって気づくことがあります。
それで、今回も監督は「悲情城市」で感銘を受けた侯監督なので、ひょっとしたら、タイトルのせいでまた食わず嫌いをやっちゃってたかな、と思って見たのですが、今回は私の軽率な判断のほうが正しかった(笑)
もちろんいい加減な作品ではなく、監督としてはむしろ非常に野心的な作品で、台湾の悲劇的な「白色テロ」と言われる蒋介石独裁下に起きた多数の台湾人住民の殺害事件と現代に生きる退廃的な女性の日常を重ね合わせて見る者に問いかける類の非情に生真面目な作品です。
伊能静演じる梁静(リャンジン)という若い女性はかつての恋人アウェイを3年前に殺され、退廃的な日常生活を過ごしています。その彼女のところに、以前盗まれた、割と赤裸々なことを書いた日記のページがFAXで繰り返し送られてきます。同時に無言電話も繰り返しかかってきます。誰がそんなことをしているのかはまったく分からないし、その意図も最後までわかりません。ただそういう日常を彼女が過ごしている、というだけです。
映像はごく自然に継ぎ目なく、まだアウェイが生きていたころに戻り、肩に入れ墨をした、恐れられた男だったらしい彼は、ほかの女も抱くので彼女はやけになり、彼に食って掛かるけれど、彼は彼女には優しく、彼女がクスリに溺れて退廃に陥ろうとするのを止めようとするシーンがあります。
彼女は以前、映画女優をしていて、その映画制作の場面と、そこからまた自然につながって、つくられていくその映画自体、つまり劇中劇みたいな映画の中の映画が、モノクロではなかったように思うけれど、セピア色でもない、やや褪せた青っぽい色調の美しい映像で、現在のことのように映されていきます。
その映画中の映画というのは、日中戦争のさなか、日本へ留学していた留学生鍾浩東(チェン・ハオトン)・蒋碧玉(ジャン・ピーユ)夫妻と友人3人の計5人の若者が、抗日戦に参加しようと決心して大陸に渡り、中華民国軍の前線支部へたどり着くのですが、そこで取り調べの上、足枷をかけられて拘束され、日本のスパイの容疑をかけられて銃殺ときまり、或る人物の口添えで辛うじて命だけは助かります。
しかし、台湾の良く知られた「白色テロ」の時代(台湾人に対する大陸から入って来たいわゆる外省人の差別的な統治に抗う住民の運動を蒋介石が大陸から軍を送って弾圧、銃撃して多数の住民を殺した事件をはじめ、長年にわたる戒厳令下で、共産主義者扱いされた村人が集団抹殺されるなどの事件を繰り返した)の中で、鍾浩東らも殺されていきます。
その鍾の妻、蒋碧玉を、リャンジンが演じていた、という設定になっていて、生身のリャンジンの現在・過去の生きざまと、彼女が演じる蒋碧玉の生きざまとが重ねて提示されるというわけです。
しかし、これは作品として、その中身がとてもわかりにくく、映画の中の女性と、それを演じる女優の生身の生きざまとをこのように重ねて見せる意味が、もうひとつ観客にうまく伝わってこないのです。
映画の中の映画に出てくる場面の中には、思わずハッとするほど美しい映像があっただけに、あの映画の中の映画をそれ自体で取り出して、正面から「白色テロ」の時代を生きる男女を描く映画を一本撮ってほしかったな、と思わずにはいられませんでした。
映画の終わりに、「1950年代の政治的受難者に」といった言葉が記されていました。
リャンジンの一人住まいの部屋の片隅にあるモノクロテレビが、小津安二郎の「晩春」の一場面を映しているのも、時代を感じ、親しみもおぼえました。それにしても台湾の映画では以前に日本統治に抗って反乱を起こし、殲滅された台湾人を描いた、やはり史実にもとづく映画を見たことがありますが「悲情城市」といいこの映画といい、ひとつの国家の中でかくも残酷な民衆の圧殺が繰り返される民族的な悲劇を経験し、台湾の民衆はその精神的な共同性の深部で、おそらくはいまも本当には癒えない深い傷を負っているのだろうな、と思わずにはいられません。作品の出来、不出来はともかく、この監督がその民族的なトラウマのような深手から目を逸らすことなく、難しい主題に真正面から取り組んでいる姿勢はやはり見事なものだと思います。

saysei at 18:08|Permalink│Comments(0)│
2024年09月29日
中宮彰子、敦成親王、道長呪詛事件の顛末
きょうはこの何週間か、間歇的に原文のコピーを取り出しては「睨んで」いた、『政事要略』第七十巻の寛弘六年二月に発覚した、中関白家の伊周の叔母らが首謀した、中宮彰子、敦成親王、左大臣道長に対する呪詛事件の顛末を書いた報告記事を、わからないところはごまかして(笑)、一気に書き下ろした現代語訳(らしきもの)を、別のぶろぐ「気の向くままに」にアップロードしました。結構時間がかったけれど、苦労してああでもないこうでもない、と素人ながら首をひねって考えたり、あれこれ手近な材料で調べられるだけ調べて見たりして、けっこう楽しい時間が過ごせました。古代の律令の刑法が少しは学べて、またその時代が少しだけ近くなった感じがしました。
NHK大河ドラマ「光る君へ」のきょうの回に、この呪詛事件の予兆らしきものが描かれていましたが、来週かその次くらいには正面から描かれるでしょうから、興味のあるかたは覗いてみてください。
→ 中宮彰子、敦成親王、道長呪詛事件の顛末
きょうの夕餉

今日の夕食はいたってシンプル。ビーフカレーでした。久しぶりのカレーで、美味しかった。カレーは作るのが簡単だと言われているけど、わが家のカレーはすっごく手間がかかる、とパートナー。最初の最初から、タマネギをみじん切りしていためて・・・というルーづくりのもとから作るのですから、そりゃそうでしょう。でも手間のかかっている分美味しくて、これもわが家の定番の味になりました。

グリーンさらだ

キュウリにカツオブシ
以上でした
今日も芙蓉は36輪くらい確認しました。でもずいぶん涼しくなって、2階の冷房は要らないくらいでした。夕方部屋に入ると、アーちゃんがなんだかさむざむした格好でケージの止まり木にとまっているので、27℃くらいはあったけれど、一応エアコンを温度が上がり過ぎないように27℃の冷房にしていたのを、27℃の暖房に切り替えてやったら、あとでいくと温かくなって、元気を取り戻していました。
パートナーがみせてくれたSNSに出ていた、幼いセキセイインコが、一回教えたただけで、ハーッピはーっぴはっぴハッピー♪っていう歌をすぐ覚えて歌うのにショックをうけて(笑)、早速アーちゃんに繰り返し歌って見せましたが、やっぱり駄目でした。もうお歳だからね。やっぱり幼いころにやってあげないと、いまさらそんな芸当できないでしょうね。私だって、いまごろ漢文ならって読めるようになれ、って言われても無理だもん(笑)
NHK大河ドラマ「光る君へ」のきょうの回に、この呪詛事件の予兆らしきものが描かれていましたが、来週かその次くらいには正面から描かれるでしょうから、興味のあるかたは覗いてみてください。
→ 中宮彰子、敦成親王、道長呪詛事件の顛末
きょうの夕餉

今日の夕食はいたってシンプル。ビーフカレーでした。久しぶりのカレーで、美味しかった。カレーは作るのが簡単だと言われているけど、わが家のカレーはすっごく手間がかかる、とパートナー。最初の最初から、タマネギをみじん切りしていためて・・・というルーづくりのもとから作るのですから、そりゃそうでしょう。でも手間のかかっている分美味しくて、これもわが家の定番の味になりました。

グリーンさらだ

キュウリにカツオブシ
以上でした
今日も芙蓉は36輪くらい確認しました。でもずいぶん涼しくなって、2階の冷房は要らないくらいでした。夕方部屋に入ると、アーちゃんがなんだかさむざむした格好でケージの止まり木にとまっているので、27℃くらいはあったけれど、一応エアコンを温度が上がり過ぎないように27℃の冷房にしていたのを、27℃の暖房に切り替えてやったら、あとでいくと温かくなって、元気を取り戻していました。
パートナーがみせてくれたSNSに出ていた、幼いセキセイインコが、一回教えたただけで、ハーッピはーっぴはっぴハッピー♪っていう歌をすぐ覚えて歌うのにショックをうけて(笑)、早速アーちゃんに繰り返し歌って見せましたが、やっぱり駄目でした。もうお歳だからね。やっぱり幼いころにやってあげないと、いまさらそんな芸当できないでしょうね。私だって、いまごろ漢文ならって読めるようになれ、って言われても無理だもん(笑)
saysei at 22:05|Permalink│Comments(0)│
2024年09月26日
戸田農園さんのトマト

きょうは生協に珍しく戸田農園さんのトマトが出ていたので、これこれ、と早速パートナーガ買ってきました。真っ赤に熟したトマト、5個で300円だったそうです。美味しくて新鮮で安い、三拍子そろった戸田農園さんのトマト、大好きです。

これは阪急カナート地下のドンクのパン・ド・ママンだっけ、要は食パンの一種なんですが、わが家ではこの普通の食パンの半分の大きさの食パン一切れをさらに水平にナイフで切れ目を入れて、そこに沖縄のくんちゃまベーコン(いためて油を徹底的に落として)、トマト、スライスタマネギ、レタスまたはチシャを挟んだ自家製サンドイッチを毎朝食べているので、欠かせない一品です。そういう用途にこの食パンはサイズも味も向いていて、結構長くつづいています。
ところがこのパン、よく棚から消えてそのスペースだけぽっかり空いていることがよくあります。みんな美味しいことを知っていて、食パンでもほかにいくらもあるのに、これだけが早くなくなってしまいます。だから、確実に買いたければ昼前くらいの焼きたてのときにいくしかないのです。
さらに困った事には、このドンクという店はちょっとかわっていて、客に人気のパンを焼かなくなってしまうのです。以前にこの店で一番美味しくて、一番人気があって、すぐに売れてしまう、4種のナッツやら干し果物などが入ったパンがあったのですが、突然焼かなくなってしまいました。
想像するに、けっこう作るのが面倒なパンらしいのです。手間とコストがかかるわりには、利益率が低いのでしょう。だから、せっかく店一番の人気商品だったのに、すぐにやめてしまう。客の需要よりも作り手の手間ひまと利益率を重視するお店のようです。だからあまり好きな店ではないし、ほかのパンはレブレドォルなどに比べれば全然味が落ちるので決して買わないのですが、毎朝の習慣で、いまだにパン・ド・ママンだけは買いに行きます。3枚切りだと縁パンがついてないので、半分の値打ちしかないので、縁付きの6枚切りの方を買ってきます。なぜなら、この食パンで一番美味しい部分は、この縁の茶色い硬いところなのです。これを薄く切って、トースターでパリッと焼くと、それ自体が香ばしくて美味しいのですが、これをパンコントマテで、トマトの小さいサイコロ状のを載せて食べると、すばらしく美味しいのです。

これ、なんだかお分かりですか?(笑)きょうパートナーがたぶん生協でだと思いますがキウイのパックを買ったときに、おまけでついてきた、キウイを切るときに下に敷く、俎板というか、下敷きなんですね。なるほど!実は毎朝、おひるに食べるために、カスピ海ヨーグルトに4種のフルーツ片を入れる作業をしているのですが、その中にキウイもあって、小さいのは半分に切り、よほど大きいのは三分の一に切って、残りは冷蔵庫に入れて翌日にまわします。バナナ、林檎、パイナップルもそうやって果物ナイフで切るのですが、キッチンペーパーを下に敷いてテーブルクロスの上で切るので、クロスが切れちゃわないかな、と少し気にしながら切っています。キッチンペーパーも濡れてぐじゃぐじゃになるしね。それでこの俎板というか、下敷きがあれば、サイズも使い道もぴったりです。なるほどなぁ。日本人というのは、こういうのをちゃんと考えて作ってくれるんだなぁ、とあらためて感心しました。いつもは百均の店においてある素晴らしい小物に感心しているのですが・・

きょうの夕餉のメインディッシュは、上賀茂野菜のパプリカと万願寺唐辛子の肉詰め・赤ワイントマトソース煮 フリッジ(くるくる巻いたパスタ)のジェノヴェーゼ添え。パプリカはこういう肉詰め料理にぴったり。味も柔らかさも最高で、とても美味しく、食べやすかった。上賀茂で買ってきた万願寺唐辛子は驚くほど辛かったけれど、それがまた良いアクセントになって、総じて美味しいメインディッシュでした。

あとは一昨日の残った二種のチーズとバゲット。このチーズ、とくにブルーチーズのほうは、ほんとに美味しかった。これでまたチーズの味にめざめてしまったので、ぜひまたあの美味しいチーズ屋さんのいろんなチーズを食べたいと思いました。美味しいブルーチーズの味はほんと、クセになる味ですね。発酵食品の美味しいものって、なぜみんなこうなのでしょうか。スグキの古漬けにしろ、鮒ずしにしろ、きょうのお昼に、たまたま冷蔵庫に残っていたのを忘れていたとかで、おむすびに入れてもらったヘシコにしろ、めっちゃ美味しいというだけではなくて、舌がその味を決して忘れられなくて、またたまらなく食べたくなる味です。
プライムビデオで市川雷蔵主演の「斬る」(実は前にも見たことがあったことを、見ている最中に思い出しましたが)、お菊さんの番町皿屋敷のホラーになる前の前史みたいな話で最後はお菊を手討にして青山も腹を切って死んで永遠の愛をあの世で遂げるという「手討ち」なんてのを、暇にまかせて見ましたが、いずれも感心しませんでした。続いて大友柳太郎主演の「梟の城」はたしか司馬遼太郎の初期の小説が原作だったと思うし、映画は「十三人の刺客」の工藤栄一が監督だからと期待してみたけれど、やっぱり駄目でした。まだしも「忍びの者」シリーズの方が良かったなぁ、などと思いながら見ていました。
洗濯機の給水ホースのつなぎ、きょう届いたけれど、やっぱり合いませんでした。なぜ商品広告にサイズとかちゃんと書いてないのか、腹立たしい限り。パートナーが工夫して、なんとか洗濯はできているけれど、早く対応策をみつけないと。
きょうも古今集を少し。ついつい関連のことで寄り道が長くなるので、いっこうに進みませんが、それも楽しいので、まあいいか、ということで、ぼちぼち。
saysei at 22:07|Permalink│Comments(0)│
2024年09月24日
ホウボウは美味しかった!

焼きホウボウ、最初はレモンだけかけていただきましたが、とても淡白な味だったので、少しだけお醤油をつけて食べてみると、とっても美味しくいただけました。スリムな魚でそんなに身がたくさんあるわけじゃないけれど、骨に沿って剥がれてくる細長い身はどこも美味しくて、徹底的に隅々までほじくって食べました。食べれば食べるほど美味しいと感じられました。はじめて食べる魚でしたが、張り込んで買ってきてよかった!こんな齢になって美味しい初物に出遇えるのは幸せです。

ヒロウス、小松菜、マイタケの煮物。味付けがすごく美味しい、と言ったら、それぞれ別々に炊いたからね、とパートナー。やっぱり手間がかかっているんですね。ヒロウスは残念ながら森嘉さんの最高のヒロウスではないけれど、いちおうゆり根なんかも入っていて、そう悪くはありませんでした。

いつもの、私の「恩人」であるかぼちゃさん。相変わらず美味しい。

茄子、ミョウガ、大葉の辛子醤油和え。大葉のかおりと味、辛子がよくきいていて、美味しかった。

レバーのうま煮。今日は味付けがすごくうまくいったそうで、ほんとに美味しかった。

たらこニンジン。長男のお弁当のおかず用ののこり。

もずくキュウリ酢

枝豆 昨日のがちょっと硬かったので、少し茹で足したそうで、丁度いい硬さになりました。
(以上でした)
きょうも古今集を少し。あと、Prime Videoで昨日登録した東映オーダーで、TV版の「影の軍団」最初のひとつふたつを見ました。主演が千葉真一だったので少し期待していたのですが、やっぱり期待外れでした。脚本や演出、脇役陣の演技がやはりTVドラマはTVドラマの水準でしかない。チャンバラはしても、緊迫感が全然なくて刀を振り回しているだけという印象はどうしようもありませんでした。もうこのシリーズを見るのはやめて、同じチャンバラを見るなら、ほかの作品を映画で見ようかと思います。市川雷蔵の主演作がまだプライムビデオの中にあったと思います。
古今集の壬生忠岑の「みよし野の山の白雪踏み分けて入りにし人のおとづれもせぬ」という歌の中の言葉が、「吾妻鑑」や「義経記」に描かれる、静御前が鶴岡八幡宮で、頼朝の前で歌い、舞うエピソードに登場するので、これら二つの出典のその個所の前後を読んでいたら、とくに「義経記」は物語としてとても面白くて、ついしばらくさかのぼって読んでしまいました。「平家物語」などと比べて、文学的には数段劣るとみなされているだろう「義経記」ですが、ちょうど芥川賞小説と直木賞小説の違いみたいなもので、エンターテインメントとしての面白さからいえば直木賞小説のほうが圧倒的に面白いのと同様、「義経記」も読者サービス満点の語り口で、非常に面白いとあらためて思いました。
お習字のほうはいっこうにまともな字が書けるようになりませんが、きょうでやめたら文字通りの三日坊主になるので、できればニ、三カ月は毎日少しずつでも続けてみたいと思います。紫式部の吉高さんも相当気を入れて練習をつづけてきたようで、いまでも筆をもって書くシーンを撮られるのはいやなようですが、それでもみごとに上達したようで、撮影の初期のころの自分の書いた字がひどいものに見える、というようなことを昨日の特別番組で彰子役の若い女優さん(見上愛さん)やディレクター、プロデューサーと滋賀県のどこやらの市民会館の壇上に上がってインタビューを受ける形で喋っていました。見上さんによれば、吉高さんは撮影の待ち時間にもひたすら筆づかいを練習していたそうです。
それでも忙しい中で、せいぜい数か月の練習であそこまで書けるようになったのはすごいと思います。幼いころから何十年も日常的にやってきたわけじゃないですからね。
きょうもそんなことばかりしているうちに一日が暮れました。幸せなことです。南無阿弥陀仏!
(以上でした)
saysei at 21:13|Permalink│Comments(0)│