2024年03月
2024年03月31日
「尾張国郡司百姓等解」が話題に~きょうの「光る君へ」
きょう夕食前にBSで「光る君へ」を見ていたら、地方などから出される様々な訴状などを審議する場面で、国司があくどいことをして地方の住民から訴えが出ているのをどうするかで、道長の兄道隆らが、そんなものをいちいち取り上げていたら、ますます地方の民が増長して訴えてくるぞ、というので取り上げず、帝にもお見せしない、と決めかける場面で、異論はないですな?と念押ししたら、末席近くにいた道長が、これはきちんと向き合って審議すべきだ、民あっての我々ではないか、と異論を呈する場面がありました。
そのときに歴史的に良く知られた尾張国で郡司百姓等が国司藤原元命の法を逸脱した権力の行使で自分の利益を図ったことを告発したときのことがチラッと出てきました。以前(2024年02月23日)に、私も「尾張国郡司百姓等解」を読むで取り上げたことがあります。
あのときにも書きましたが、藤原行成の『權紀』に、地方からの貢納する米の減免に関する文書について、部下が作ったその文書を天皇の最終決済に回す文書から行成が一存で外したことで道長が機嫌を損ねたという記述がありました。道長は自分たちの貴族社会の基盤がそうした地方の生産にあることをよく分かっていて、地方の実情や地方からのその種の訴えには相当敏感に気を遣っていたのだな、とその時に思いました。
きょうの夕餉
小松菜、ブロッコリ、シイタケ、ローストチキンのレモンクリーム・パスタ。あっさりして春らしい味と色彩の、野菜の甘味、レモンの爽やかな香りが楽しめる美味しいパスタでした。
メインディッシュの肉団子入りボルシチ。白菜が美味しい。
チーズ各種。このチーズには随分楽しませてもらいました。
バケット
キンカン入りグリーンサラダ。先日アマゾンで発注したキンカンがもう届きました。送料込みの1kg 2580円だったかな。とても甘く、美味しい大きな粒のキンカンでした。ジャムにしたり、パウンドケーキに入れたりして使うようですが、こうしてサラダと一緒に食べても美味しくいただけます。
(以上でした)
きょうも『華厳経』三昧と言いたいところですが、三昧という境地にはなれず、何人目かの「夜の女神」の冗長な繰り返しの多い文体に閉口しているところです。そうでなくても抗アレルギー薬アスゲンのせいで眠くて仕方ないので、ちょっと本を伏せて休んでいると寝入ってしまいます。私はとうてい菩薩の解脱は得られそうにありません。
そのときに歴史的に良く知られた尾張国で郡司百姓等が国司藤原元命の法を逸脱した権力の行使で自分の利益を図ったことを告発したときのことがチラッと出てきました。以前(2024年02月23日)に、私も「尾張国郡司百姓等解」を読むで取り上げたことがあります。
あのときにも書きましたが、藤原行成の『權紀』に、地方からの貢納する米の減免に関する文書について、部下が作ったその文書を天皇の最終決済に回す文書から行成が一存で外したことで道長が機嫌を損ねたという記述がありました。道長は自分たちの貴族社会の基盤がそうした地方の生産にあることをよく分かっていて、地方の実情や地方からのその種の訴えには相当敏感に気を遣っていたのだな、とその時に思いました。
きょうの夕餉
小松菜、ブロッコリ、シイタケ、ローストチキンのレモンクリーム・パスタ。あっさりして春らしい味と色彩の、野菜の甘味、レモンの爽やかな香りが楽しめる美味しいパスタでした。
メインディッシュの肉団子入りボルシチ。白菜が美味しい。
チーズ各種。このチーズには随分楽しませてもらいました。
バケット
キンカン入りグリーンサラダ。先日アマゾンで発注したキンカンがもう届きました。送料込みの1kg 2580円だったかな。とても甘く、美味しい大きな粒のキンカンでした。ジャムにしたり、パウンドケーキに入れたりして使うようですが、こうしてサラダと一緒に食べても美味しくいただけます。
(以上でした)
きょうも『華厳経』三昧と言いたいところですが、三昧という境地にはなれず、何人目かの「夜の女神」の冗長な繰り返しの多い文体に閉口しているところです。そうでなくても抗アレルギー薬アスゲンのせいで眠くて仕方ないので、ちょっと本を伏せて休んでいると寝入ってしまいます。私はとうてい菩薩の解脱は得られそうにありません。
saysei at 20:38|Permalink│Comments(0)│
スノーフレーク、ツルニチニチソウ、水仙、菜の花
毎年この時期になると、花壇に勝手に咲いている白い釣り鐘状の花。スノーフレークというらしいですが、小さくて真っ白で、うつむいていて、可愛い花です。
庭の隅のクルミの木の下あたりに繁茂している蔓状植物。いつも名前を忘れてしまうのですが、ウェブサイトで見ると、ツルニチニチソウっていう名のようです。
これも毎年勝手に青紫色の花を咲かせてくれます。勢力を広げすぎるので、ときどき乱暴に手で引きちぎったりして刈り取っているのですが、結構丈夫で、あいかわらずはびこっています。
これは共同庭の水仙。
お隣の菜の花がいま綺麗に咲いています。モンシロチョウが飛び回っていました。
共同庭の樹だけれどお隣の庭を囲むように咲いている花。先日はすももと書いてアップしておきましたが、スモモなのか杏子なのかそれとも桜だったりして(笑)。でも共同庭の桜はいつも川端桜が散るころに咲くので、もっと遅いでしょう。でも植物にまったく無知な私には何の区別もつきません。いま何本もこんなピンクの明るい花が綺麗に咲いた樹が2階の窓から眺められて楽しい。
背後には団地の屋根を超えて比叡山の影が見えます。
少し拡大してみた写真
saysei at 14:48|Permalink│Comments(0)│
2024年03月30日
きょうの夕餉(3月30日)
きょうも温かい一日でした。
昨日は京都も桜の開花宣言があったそうです。そういえば赤宮神社の鳥居のそばの桜は樹自体が弱っているようですが、数日前から咲いていました。川端はまだではないでしょうか。
きょうも明日も、花粉だけでなく、黄砂が襲来しているそうなので、外へ出るのはやめています。そうでなくても人並みの呼吸もできずフーフー言ってる身で、黄砂を大量に肺に吸い込んだりしたら目も当てられません。
今日の夕餉はほんとうに久しぶりの、味噌煮込みなべ焼きうどん。パートナーはこんなに暖かくなると思わなかったのでこのメニューを考えていたそうですが、久しぶりだったので美味しくいただきました。
それとキムパ。きょうのは肉抜きの野菜中心のあっさりしたキムパでした。
あとは残り物の蒸し鶏、砂肝、大根餅と
おなじくイワシの煮つけ
(以上でした)
きょうも華厳経を少し読んだだけ。このところどんどん読むスピードが遅くなっています。体調のせいもあって気力がいささか萎えている感じで、何でもいいからどんどん先へ突き進むような勢いを欠いていて、あまり芳しくないなぁと思っていますが、この花粉症と黄砂の時期をやり過ごせば、もう少しは元に戻れるかも。
椅子に寝そべるようにして、プライムビデオで「アウトポスト」(アメリカの実録戦争もの)を見、さらにもう一本「決闘一対三」(ロックハドソンの西部劇)ときょうは二本立て。全部みたら、後者は前にも見たことがあったのを思い出しました。いつものボケっぷりです。こういう映画を見る時は、ひどく体調も精神状態もよろしくないときでしょうね。
そういえば昨日はハリソン・フォードの「エアフォース・ワン」をプライムビデオで見ました。ああいう大統領がアメリカ人の理想なんでしょうね。見終わって、なんだか嫌な感じでした。すごく後味が悪くて・・・。ときどき、「テロリスト」とされている襲撃隊のほうに少し同情しそうになりました。
テロリストを非難する大統領に対して、テロリストのリーダーが、大統領に、自分で手は下さずに無垢の子供を大勢殺させたおまえによくそんなことが言えるな、という意味のことを言いますが、それは実際そのとおりで、わたしたちはハリウッド映画で欧米人がいつも正義の味方で、アラブ系のテロリストがいつも悪者という図式で洗脳されていますから(笑)ハイジャックされるほうの側に寄り添ってハラハラドキドキして最後は正義が勝つみたいな勧善懲悪式のエンタメを楽しんでいるけれど、現実には正義と不正義は反対ということは大いにありえます。
ちょうどいまハマスとイスラエルの戦闘が起きている時に、こういう映画をみると、かえって自分の娯楽映画をみているときに陥っている視点の偏りというのが鮮明に感じられて厭な感じになります。パートナーが戦争ものを見ない、というのも分かるような気がします。単に殺しの残虐な場面があるからという訳ではないかもしれませんね。
きょうの「アウトポスト」も米軍がアフガニスタンでタリバンと戦う話ですが、もともとその戦いというのは最初タリバンと組んだ米国がタリバンを裏切って、利用するだけして捨てたようなことをしたために、裏切られたタリバンにとって米国は許せない敵になったわけで、その前線基地に配属された米軍がタリバンの攻撃で危機的な状況に陥ったからといって、本来なら同情の余地はないのですが、米軍側から描かれているからタリバンは昔の西部劇のインディアンと同じで、いつも正義の側を敵視して攻め寄せる悪いやつらなんですね。米国の戦争映画は軒並みそういうものだし、「ランボー」なんて典型的でしたね。
この種の映画で最初にそんなことに気付かされたのは、映画としてはそんなに悪い出来ではなかった、ゲイリー・クーパー主演の「ヨーク軍曹」という、英国の植民地だったインドでの植民地を解放しようとする地元の印度人ゲリラたちと、支配者である英国植民地軍との戦いを、英国側から描いてこれに加わったゲイリー・クーパー演じるヨーク軍曹を英雄視して描いた作品でした。
ヨーク軍曹ら3人がとらえられて拷問されたりして、つい同情し、戦う英国人に寄り添って見ることになり、インドを解放しようとするゲリラ軍を悪者とみなしてしまうように作品がつくられていました。考えてみれば私たちはそんな映画ばかり見せられてきたのでしょう。
しかし、さすがに世界もそのことに気付くようになり、平和なインディアン部落を襲撃して残虐の限りを尽くすアメリカの騎兵隊を描くような作品が登場したり、「ディアハンター」のようにベトナム戦争に参加することで自己崩壊する兵士たちを描くような佳品が登場するようになって、だいぶ変わってきてはいるようです。トランプ政権になったら、また映画もアメリカ・ファーストだの、偉大なアメリカなんてことで逆戻りするのかも・・・
昨日は京都も桜の開花宣言があったそうです。そういえば赤宮神社の鳥居のそばの桜は樹自体が弱っているようですが、数日前から咲いていました。川端はまだではないでしょうか。
きょうも明日も、花粉だけでなく、黄砂が襲来しているそうなので、外へ出るのはやめています。そうでなくても人並みの呼吸もできずフーフー言ってる身で、黄砂を大量に肺に吸い込んだりしたら目も当てられません。
今日の夕餉はほんとうに久しぶりの、味噌煮込みなべ焼きうどん。パートナーはこんなに暖かくなると思わなかったのでこのメニューを考えていたそうですが、久しぶりだったので美味しくいただきました。
それとキムパ。きょうのは肉抜きの野菜中心のあっさりしたキムパでした。
あとは残り物の蒸し鶏、砂肝、大根餅と
おなじくイワシの煮つけ
(以上でした)
きょうも華厳経を少し読んだだけ。このところどんどん読むスピードが遅くなっています。体調のせいもあって気力がいささか萎えている感じで、何でもいいからどんどん先へ突き進むような勢いを欠いていて、あまり芳しくないなぁと思っていますが、この花粉症と黄砂の時期をやり過ごせば、もう少しは元に戻れるかも。
椅子に寝そべるようにして、プライムビデオで「アウトポスト」(アメリカの実録戦争もの)を見、さらにもう一本「決闘一対三」(ロックハドソンの西部劇)ときょうは二本立て。全部みたら、後者は前にも見たことがあったのを思い出しました。いつものボケっぷりです。こういう映画を見る時は、ひどく体調も精神状態もよろしくないときでしょうね。
そういえば昨日はハリソン・フォードの「エアフォース・ワン」をプライムビデオで見ました。ああいう大統領がアメリカ人の理想なんでしょうね。見終わって、なんだか嫌な感じでした。すごく後味が悪くて・・・。ときどき、「テロリスト」とされている襲撃隊のほうに少し同情しそうになりました。
テロリストを非難する大統領に対して、テロリストのリーダーが、大統領に、自分で手は下さずに無垢の子供を大勢殺させたおまえによくそんなことが言えるな、という意味のことを言いますが、それは実際そのとおりで、わたしたちはハリウッド映画で欧米人がいつも正義の味方で、アラブ系のテロリストがいつも悪者という図式で洗脳されていますから(笑)ハイジャックされるほうの側に寄り添ってハラハラドキドキして最後は正義が勝つみたいな勧善懲悪式のエンタメを楽しんでいるけれど、現実には正義と不正義は反対ということは大いにありえます。
ちょうどいまハマスとイスラエルの戦闘が起きている時に、こういう映画をみると、かえって自分の娯楽映画をみているときに陥っている視点の偏りというのが鮮明に感じられて厭な感じになります。パートナーが戦争ものを見ない、というのも分かるような気がします。単に殺しの残虐な場面があるからという訳ではないかもしれませんね。
きょうの「アウトポスト」も米軍がアフガニスタンでタリバンと戦う話ですが、もともとその戦いというのは最初タリバンと組んだ米国がタリバンを裏切って、利用するだけして捨てたようなことをしたために、裏切られたタリバンにとって米国は許せない敵になったわけで、その前線基地に配属された米軍がタリバンの攻撃で危機的な状況に陥ったからといって、本来なら同情の余地はないのですが、米軍側から描かれているからタリバンは昔の西部劇のインディアンと同じで、いつも正義の側を敵視して攻め寄せる悪いやつらなんですね。米国の戦争映画は軒並みそういうものだし、「ランボー」なんて典型的でしたね。
この種の映画で最初にそんなことに気付かされたのは、映画としてはそんなに悪い出来ではなかった、ゲイリー・クーパー主演の「ヨーク軍曹」という、英国の植民地だったインドでの植民地を解放しようとする地元の印度人ゲリラたちと、支配者である英国植民地軍との戦いを、英国側から描いてこれに加わったゲイリー・クーパー演じるヨーク軍曹を英雄視して描いた作品でした。
ヨーク軍曹ら3人がとらえられて拷問されたりして、つい同情し、戦う英国人に寄り添って見ることになり、インドを解放しようとするゲリラ軍を悪者とみなしてしまうように作品がつくられていました。考えてみれば私たちはそんな映画ばかり見せられてきたのでしょう。
しかし、さすがに世界もそのことに気付くようになり、平和なインディアン部落を襲撃して残虐の限りを尽くすアメリカの騎兵隊を描くような作品が登場したり、「ディアハンター」のようにベトナム戦争に参加することで自己崩壊する兵士たちを描くような佳品が登場するようになって、だいぶ変わってきてはいるようです。トランプ政権になったら、また映画もアメリカ・ファーストだの、偉大なアメリカなんてことで逆戻りするのかも・・・
saysei at 21:43|Permalink│Comments(0)│
2024年03月29日
きょうの夕餉 3月29日
さくら海老とタマネギの掻き揚げ
蒸し鶏と野菜の中華ドレッシング
大根餅
砂肝
ベーコン、ジャガイモのガーリックバター炒め
イワシの煮つけ
ホウレンソウのおひたし
豆腐と葱の味噌汁
(以上でした。きょうは孫と一緒の夕餉。)
きょうもお経(華厳経)を少し。久しぶりに書店へ行きましたが買ったのは昨日発売の週刊誌だけ。金欠病(笑)・・・やはり先月は『小右記』の現代語訳を全巻コピーしようなどと考えたために、EPSONのインクを大量に消費して、このプリンターは長男に買ってもらったものでもあるし、正規品のインクを使わないでそう早く壊すようなことをしたくなかったので、正規品のインクを使っているのですが、これがめっちゃ高価で、しかも大量コピーなどすると、あっという間になくなってしまいます。プリンターのインクだけはもっと安く手軽に安心して使えるようにならないものでしょうかね。消費者、ユーザーのことを考えずに目先の儲けしか眼中にないこういう企業は、みなが早く市場から消えればいいと思っているのではないでしょうか。
大谷選手ー水原一平元通訳の<事件>は、大谷選手の堂々とした会見で、かなりつまらない憶測が消えて鎮静化に向かったようです。スポーツ系の大衆紙やそういうのによっかかっている評論家の類は嘘だろうとホントだろうと売れるネタがほしいから、いつまでもこだわって、針小棒大といっていい「疑惑」を書きたてたりしているけれど、大谷選手のこれまでの生き方や姿勢をみているごく普通の人間には、あれだけ大谷選手の口から聞けば十分だと思います。あとは水原氏が正直に送金に至る手口、経緯を詳細に供述すれば全部クリアになるでしょう。それは大谷選手も知らないことだから、水原氏が喋るか、捜査当局が調べてはっきりさせるか、いずれかしかないでしょう。
きょうはずいぶん暖かくて12~21℃だったそうです。きょうは花粉のほかに、黄砂までが飛来しているんだそうで、アスゲン飲んでいてもハナミズが・・・。
いまも京都市は13℃となっています。もう3月が終わるんですね。体内時計がついていけない!
saysei at 20:48|Permalink│Comments(0)│
2024年03月28日
きょうの夕餉
鯵のフライ、新タマネギの肉巻きフライ、ヨーグルト入りタルタルソース
フロフキダイコン
ホウレンソウのおひたし
モズクきゅうり酢
五目黒豆納豆
(以上でした)
きょうもお経を読んでいただけでした。私の場合はお経を唱えるわけではなくて、普通の読書のように読んで何が書いてあるかを自分なりに理解して、そこにどんな興味深いものの考え方があるかを楽しむ、というだけですが・・・このところ、いきがかり上、たまたまこれまでほとんど読んでこなかった仏典が続いているだけで、ほんとうは早く言語表現や心の問題や医療や経済や国家のことや歴史や和歌や・・・といったものに戻りたいと思っているのですが、超スローペースなうえ、あれもこれもと欲張っているから、なかなか進みません。大谷選手のことも気になるし(笑)。
saysei at 20:36|Permalink│Comments(0)│