2023年05月
2023年05月31日
キッシュ&スコーン
きょうのお昼。パートナーがキッシュを焼いてくれました。上賀茂の美味しい新ジャガやブロッコリをはじめ、いろんな野菜がいっぱい。とても美味しかった。
それと、スコーンをまた昨日焼いてくれていたので、クロッテッドクリーム、ラズベリージャムなどを載せていただき、紅茶Covent Gardenのルーズリーフを淹れました。
あとはいつものお昼のように最後は、自家製カスピ海フルーツヨーグルト。このヨーグルト菌はもう何十年もわが家で何百代にもわたって「飼っている」ヨーグルト菌です。毎朝清潔な容器に、タネとして少量のヨーグルトを入れたのへ木次牛乳を注ぐだけで、翌日には表面がすべすべの滑らかなヨーグルトが容器一杯に出来上がっています。
きょうは午前中くもっていましたが、午後は快晴と言えそうな上天気でした。
朝は先日訪れた千本丸太町の眼科病院へパートナーを送って行きました。緑内障の専門医に検査結果を見てもらった結果、緑内障+白内障で治療は必要だけれど、手術とか急を要する悪い状態ではなく、先ず年齢相応のよくある一般的なタイプの症状だそうで、これまで年一度検査とコンタクトの調整に訪れていた河原町の分院のほうで目薬治療を始めることになり、まずは重篤だとか急を要するとかいうのでなかったことで、本人も私もほっとしています。今度は私の番ですが・・・ ^ ^;
どこまでも青い空。午後は暖かで、自転車を走らせると気持ちの良い日でした。
上賀茂で買ってきたそら豆の綺麗なこと。
きょうの夕餉
ボイルドそら豆、スナップエンドウ。そら豆は硬い皮がつるりと向けて、綺麗な形をした中身が美味しい。
立派なメバル。下半身も入れて二人分798円。昨日の小鯵が全部で198円。二日分で魚代が1000円以下でこんなおいしい物食べられるなんて素適でしょ、とパートナー。メバルは本当に美味しい魚です。
茄子の焼きびたし。ナスはもちろん上賀茂戸田農園さんの美味しい茄子。色つや抜群の大きいのが3つで200円。
大根葉と山椒の実とチリメンジャコのキンピラ。大根は昨日上賀茂の販売機でゲットしてきた標準サイズの1本100円の大根についていたふさふさした葉。捨てるところなくいただきます。ごはんにかけて食べると美味しい。
オニオンスライス冷奴。
モズクきゅうり酢
グリーンサラダ
味噌汁。具は新ジャガイモ、新タマネギ、新キャベツとおあげ。ジャガイモやタマネギがすばらしく美味しくて味に存在感があります。
ぬか漬けとキムチ。
(以上でした。)
今日は眼科の待合室で、昨日買った「柄谷行人『力と交換様式』を読む』という文春新書を読んでしまいました。内容的には3分の1くらいは前に初出で読んでいたし、全体として『力と交換様式』そのものを読んでいたらすでに理解していることで、なにも目新しい説明もなく、同じことが幾度も繰り返されるので、少々閉口しました。
帰宅してからは前に読んだことのある岩井克人の『貨幣論』を再度読み出しました。吉本試論で経済学のタームと言語論のタームのすりあわせみたいなことをやっているところなので、念のために再読。この人はとても明晰で、経済学関連では色々啓蒙されるところがたくさんあります。
saysei at 22:09|Permalink│Comments(0)│
2023年05月30日
平安宮跡周辺探訪の再読
今日も雨がふりそうな空模様でしたが、幸い曇ってはいても雨にはたたられず、午後はいつもの時刻にリハビリ自転車で府立大図書館へ本を返却にいき、そのまま上賀茂の野菜自動販売所を4カ所回って、きょうは戸田農園さんの大根を一本だけゲットして帰りました。
昨日に引き続いて、きょうは「京都めぐり」の平安宮跡周辺探訪ということで、量が多かったので二つに分けた前・後編を一気にまとめてアップしました。あのころはほんとにまだ元気で自転車を漕いでもよほど坂道でも行かない限りはすぐに息があがることもなく、大極殿跡やら弘徽殿やら清涼殿跡やら検非違使庁あとやら、ずいぶん距離のあった西寺跡まで結構たくさんの平安宮旧跡をまわりまわったなぁ、とあらためて昔のブログの記事を読み返しながら思いました。もうあんなところには行けないなぁ、と思うと、一度でもこうして自分の足で行って目の前に見てきていると、まざまざと現場付近の状況も思い出されて、やっぱり自分で行ってみないと駄目なことも少なくないなと感じます。
源氏物語など、ストーリーに惹かれて読みはしても、作者や当時の読者の頭の中には当たり前のこととして入っていた宮殿の配置やらその距離感、スケール感なども、案外私たち現代の手ぶら読みの読者にはよくわからないところがあります。平安時代の建物などもはや京都中さがしても一つも残っていないけれども、たとえ「跡」だけでも、めぐってみれば、あぁ、この建物とあの建物はこんなに近かったんだな、とか、これくらいの幅の回廊を渡っていたんだなとか、このへんは内裏といってもひどく暗くさびしくて化け物がでるようにこわがられていたんだなとか、今の私たちの感覚にもそのまま感じ取れるような現実感が湧いて来るところがあります
せっかく長年京都に住んでいたので、若いときにもっと方々を歩けばよかったようなものですが、櫻や紅葉やなにかの美しい観光スポットやら、誰もが知る著名な寺社やその庭園などは、そういうことに非常に関心を持っていた人とある時期おつきあいして、よく誘われたこともあって、結構デイトコースとして歩いたこともあるけれど、それはいま美しく整備された庭園や建物を見に行くので、なにも建物らしいものも残らず、「〇〇跡」という碑だけが立っている、というようなところは、さすがにデイトコースにはならないので、ほとんど行ったことがなかったのです。
しかし、ここが綾綺殿跡か、ここが昭陽舎跡か、ここが采女町跡か、などと碑だけか、ともすれば碑さえなくて金網に一枚の案内パネルが懸かっているだけ、といったところでも、頭の中で地図を思い浮かべながら面白がって訪ねるようになると、それはそれで結構楽しいものです。
こういうことは、京都に住んでいないとなかなかひんぱんには出来ないことだから、ほんとうは学生時代などに京都に4年もいれば、歩き回って見ておけば、その後生涯にわたって、源氏物語を始め日本の古典を読むときの楽しみが何倍にもなったろうな、と思います。
まぁなかなか後で思うようには人間、さきに生きられないもので、私なども学生時代は授業をさぼって賀茂川を散歩したりというようなことは始終やっていたけれど、考えることも読む本も抽象的、観念的なものが多かったし、源氏物語など読んでも男女の恋のやりとりや想いには心惹かれても、この宮中の場所はどんなところだったんだろうとか、回廊の通り道だからと根性悪の女房たちが意地悪をしたのは、どこだったんだろうとか、いけないおじさん光源氏に拉致された、まだ幼い紫が習いごとをしたのはどんな部屋だったんだろうとか、そういう現実的な想像力は非常に貧しくて、関心も低かったように思います。今思えばたとえ理念的な読みがまっとうだったとしても、物語の読み方としては1割か2割程度しか読めてなかったんだろうな、という気がします。
今日の夕餉
賀茂なすの味噌田楽。いつ食べても美味しい。とろける賀茂茄子。
コールラビとキュウリのカツオ醤油あえ。キュウリがとても美味しくて、こういう単純な食べ方が一番美味しい。
おあげとホウレンソウのおひたし。
せせり、シイタケ、ブロッコリの中華風炒め。
小鯵の唐揚げ。すばらしく新鮮な小鯵で、実に美味しかった。サイズが小さいので下ごしらえが少々手間らしいけれど、頭を取ると内臓も抜けて来るそうで、新鮮さの証しだそうです。
カボチャのそぼ煮(のこり)
グリーンサラダ
(以上でした。)
昨日に引き続いて、きょうは「京都めぐり」の平安宮跡周辺探訪ということで、量が多かったので二つに分けた前・後編を一気にまとめてアップしました。あのころはほんとにまだ元気で自転車を漕いでもよほど坂道でも行かない限りはすぐに息があがることもなく、大極殿跡やら弘徽殿やら清涼殿跡やら検非違使庁あとやら、ずいぶん距離のあった西寺跡まで結構たくさんの平安宮旧跡をまわりまわったなぁ、とあらためて昔のブログの記事を読み返しながら思いました。もうあんなところには行けないなぁ、と思うと、一度でもこうして自分の足で行って目の前に見てきていると、まざまざと現場付近の状況も思い出されて、やっぱり自分で行ってみないと駄目なことも少なくないなと感じます。
源氏物語など、ストーリーに惹かれて読みはしても、作者や当時の読者の頭の中には当たり前のこととして入っていた宮殿の配置やらその距離感、スケール感なども、案外私たち現代の手ぶら読みの読者にはよくわからないところがあります。平安時代の建物などもはや京都中さがしても一つも残っていないけれども、たとえ「跡」だけでも、めぐってみれば、あぁ、この建物とあの建物はこんなに近かったんだな、とか、これくらいの幅の回廊を渡っていたんだなとか、このへんは内裏といってもひどく暗くさびしくて化け物がでるようにこわがられていたんだなとか、今の私たちの感覚にもそのまま感じ取れるような現実感が湧いて来るところがあります
せっかく長年京都に住んでいたので、若いときにもっと方々を歩けばよかったようなものですが、櫻や紅葉やなにかの美しい観光スポットやら、誰もが知る著名な寺社やその庭園などは、そういうことに非常に関心を持っていた人とある時期おつきあいして、よく誘われたこともあって、結構デイトコースとして歩いたこともあるけれど、それはいま美しく整備された庭園や建物を見に行くので、なにも建物らしいものも残らず、「〇〇跡」という碑だけが立っている、というようなところは、さすがにデイトコースにはならないので、ほとんど行ったことがなかったのです。
しかし、ここが綾綺殿跡か、ここが昭陽舎跡か、ここが采女町跡か、などと碑だけか、ともすれば碑さえなくて金網に一枚の案内パネルが懸かっているだけ、といったところでも、頭の中で地図を思い浮かべながら面白がって訪ねるようになると、それはそれで結構楽しいものです。
こういうことは、京都に住んでいないとなかなかひんぱんには出来ないことだから、ほんとうは学生時代などに京都に4年もいれば、歩き回って見ておけば、その後生涯にわたって、源氏物語を始め日本の古典を読むときの楽しみが何倍にもなったろうな、と思います。
まぁなかなか後で思うようには人間、さきに生きられないもので、私なども学生時代は授業をさぼって賀茂川を散歩したりというようなことは始終やっていたけれど、考えることも読む本も抽象的、観念的なものが多かったし、源氏物語など読んでも男女の恋のやりとりや想いには心惹かれても、この宮中の場所はどんなところだったんだろうとか、回廊の通り道だからと根性悪の女房たちが意地悪をしたのは、どこだったんだろうとか、いけないおじさん光源氏に拉致された、まだ幼い紫が習いごとをしたのはどんな部屋だったんだろうとか、そういう現実的な想像力は非常に貧しくて、関心も低かったように思います。今思えばたとえ理念的な読みがまっとうだったとしても、物語の読み方としては1割か2割程度しか読めてなかったんだろうな、という気がします。
今日の夕餉
賀茂なすの味噌田楽。いつ食べても美味しい。とろける賀茂茄子。
コールラビとキュウリのカツオ醤油あえ。キュウリがとても美味しくて、こういう単純な食べ方が一番美味しい。
おあげとホウレンソウのおひたし。
せせり、シイタケ、ブロッコリの中華風炒め。
小鯵の唐揚げ。すばらしく新鮮な小鯵で、実に美味しかった。サイズが小さいので下ごしらえが少々手間らしいけれど、頭を取ると内臓も抜けて来るそうで、新鮮さの証しだそうです。
カボチャのそぼ煮(のこり)
グリーンサラダ
(以上でした。)
saysei at 21:18|Permalink│Comments(0)│
2023年05月29日
梅雨入り
きょうのお昼は昨日パートナーが作ったイチゴのロールケーキ。その前にお餅を一個焼いたのを辛味大根おろしにまぶして食べ、ケーキのあとには手作りフルーツカスピ海ヨーグルトをいつものように食べましたが、なんといっても、このロールケーキが美味しかった。イチゴは上賀茂のおじさんのところのイチゴらしい味のするイチゴ。巻いているスポンジ部分が、ほとんど卵からできているのが、すごく美味しいケーキになる秘訣だそうです。
きょうの夕餉
いなりずしと、きょうは珍しくキムパではなくて、日本の巻き寿司。いろいろ入っていて美味しかった。
ナス、スナップエンドウ、ソラマメ、タマネギ、シイタケの天ぷら。戸田農園のナスがとろけるように美味しい。ナスというとふつうはそんなに水気が多くなくて、少し日にちがたつと乾燥して固くなり、カスカスになってくる印象があるけれど、戸田さんちのこの茄子は昨日買ってきたものではなくて、その前に買ってきていたやつの残っていたものだったのですが、いまだに瑞々しくて蕩けるような柔らかさと水分があって、鯵が濃く、瑞々しい。ソラマメやスナップエンドウも美味しかった。
鶏ももの焼き豚風ルッコラ添え。タマネギと一緒に辛子をつけて食べると、とても美味しかった。
カボチャのそぼろ煮
ブロッコリ
グリーンサラダ
カブとカブの葉とキュウリのぬか漬け。これもみな上賀茂野菜。
(以上でした。)
きょうは珍しくMIXIのみんなの日記というので書いている「京都めぐり」(京都案内)の「みたらし祭」の項を書いてアップし、「平安宮跡周辺探訪」の下準備をしていました。後者は、私が自転車でずいぶん西のほう、あるいは南の方まで行けたころに、平安京の大内裏跡周辺を見て回ったときに間歇的にブログに書いた記事を、いくつかまとめたものです。ホームページにリンクさせて集約することで、あいだに目次を置いて一覧性を確保すれば、自分が過去に訪れた場所のことが簡単に検索出来て、その時何を見て何を感じたか簡単にわかるので、なによりも私自身に便利だから、これも早く京都中の、自分が見てまわったスポットについて全部やってしまいたいのですが、さすがに数が多くて、いまのたまに書く程度のペースだといつ終わることやら。でも、もうそんな遠くには行けないから、増えることもないし、有限であることは確かなので、私に時間が与えられすればればいつか全部網羅して、外部から京都を訪れる人にも参考にしてもらえるようなものができるんじゃないか、と思っています。
突然きょうになってこれを書く気になったのは、ブログの中に出していた、平安宮内裏周辺自転車行の記事に15人ほどでしたか、古い記事なのに突然アクセスしてくれた方々があったので、なにか平安宮の遺跡巡りでもしようという方たちなのかな、あるいはそういう情報を集めて平安宮遺跡巡りの地図でもつくろうとされているのかな、などと思いをめぐらし、少し刺激されて頑張って書き継いでみようと思ったのです。
きょうは終日の本格的な雨降りで、午前中の歯医者さんへは上も下もビニール合羽を着て濡れながら自転車で行ってきました。もう歯医者さんまで歩くのは困難なので、雨でも自転車でいくしかないという感じです。
よく降るなぁと思っていたら、きょうから梅雨入りなのだそうです。やれやれ、しばらくは鬱陶しい日が続きそうですね。
saysei at 20:28|Permalink│Comments(2)│
2023年05月28日
何度食べても美味しいスコーン
きょうのお昼はアフタヌーン・ティーみたいに、美味しい紅茶(Covent Garden)とパートナーの焼いてくれたスコーン、それに自家製フルーツカスピ海ヨーグルト。
スコーンは英国の本格的な店で食べるのと変わらない出来栄えで、焼き立てを見ると、ちゃんと狼みたいに口を開いたスコーンが綺麗に並んでいました。ポロポロとこぼれるような食感も本場以上。あれは粉を練る時にコツがあるんだそうです。スコーンはすっかりわが家の定番になりました。
先日は高島屋で彼女が買ってきた国産のクロッテッドクリームで食べていましたが、それが国産唯一のクロッテッドクリームだから仕方がないのですが、やっぱり味も食感も英国で食べたのとはかなり違います。以前に梅田の百貨店で売っていたオランダ製だったかの輸入物のクロッテッドクリームも、も、少量で馬鹿に高価なわりには、ちっとも英国の本場の何でもないクロッテッドクリームの味や食感に近づいていなくて、しょうもなかった。
そんなのよりも、私は市販の雪の積もった大山だったかの写真をのっけた濃い普通の生クリームをホイップしたものを使うほうが、よほど美味しいと思い、きょうはそれを使って美味しくいただきました。ジャムは先日いただいたスウェーデンのラズベリーとブルーベリーをミックスしたのが一番美味しかったけれど、単純なラズベリージャムもスコーンによく合います。
昨日、上賀茂で最初に寄る野菜販売初で珍しく遅めのイチゴが出ていたので、3袋ほど買ってきたところ、きょうはパートナーはイチゴのロールケーキも作って、学校のクラブ活動からの帰りに寄った孫にも持たせて帰しました。彼女もおばあちゃんの作るイチゴのロールケーキが大好きなようです。スコーンの一番左のに載っているイチゴは、その時使ったイチゴの余ったのをのせたんだそうで、食べてみるとちゃんと酸味もあるけれど、やはりあのおじさんのところの小粒なイチゴは、水っぽい市販のイチゴと違って甘味が濃く、ほんとうにイチゴらしい味がしていました。
明日からは雨だというので、きょうも上賀茂の野菜販売所をまわって、こんなに野菜をゲットしてきました。小カブ、スナップエンドウ、ブロッコリ、トマト、チシャ(サニーレタス)、茄子、賀茂茄子です。トマトはまだ沢山あったのですが、ものすごく大きいのが完熟で、ほんとにおいしそうだったので、朝のサンドイッチにはさまなくても、じかに食べればいいや、と思ってまた買ってきました。もちろん戸田農園さんのトマトだからです。茄子も賀茂茄子も戸田農園さんの、とびきり美味しい茄子。
きょうの比叡。これはいつもの高野橋からはだいぶ北のほうで撮ったものです。SNSに、賀茂川の御所に近いあたりで鹿が出ていたという目撃情報が出ている、と聞いたので、或いは高野川でもそろそろ出てきているかも、と思って念のために松ヶ崎橋まで上がってから、少し大回りして上賀茂まで行ったのですが、きょうは鹿の姿はまだ見当たりませんでした。
また、帰りも念のために今度は賀茂川添いに下りたのですが、そちらは中洲といっても浅瀬でひとが沢山降りていたから、あれでは鹿さんも出てこれないでしょう。たまに若いのが早めに山を下りてくることはありますが、本格的に頻繁に現れるようになるのは、やはり6月中旬以降ではないかと思います。仔鹿も自力でかなり動けるようにならないと、母鹿も安心して下りてはこれないでしょうから。
わが家ではブラックベリーの花がたくさん咲き始めています。今年もたくさん実を生らせてくれそうです。
ミニ紅薔薇も相変わらず元気に咲いています。これは足元に捨てるようにしていた紅茶かすのおかげでしょうか。
今日初めて気づいたのは、ガクアジサイに咲きかけているのがあることです。そういえばそろそろ梅雨入りでしょうから、梅雨と言えばアジサイ。アジサイと言えばカタツムリをなんとなく連想しますが、近頃はとんとカタツムリというのを見なくなりましたね。なぜなんでしょう?
きょうの夕餉
鶏のレタス巻き。ミソとキュウリ、タマネギ添え。上のケチャップソース(+タバスコ+酢など)は春巻き用でした。
春巻き。ベトナム風だそうで、中身は日本の春巻きはタケノコやシイタケや野菜類を炒めて巻くらしいけれど、ベトナム風は生野菜をそのまま巻き込むらしいです。その分ヘルシーな春巻きかも。味もおいしかった。
麻婆豆腐
ホウレンソウのおひたし。戸田農園さんのホウレンソウは味が抜群においしくて、やわらかい。野菜に愛情をもって育てている、ということが伝わってくるようです。
モズクきゅうり酢
グリーンサラダ
(以上でした。)
きょうはアリストテレスの政治学と、二コマコス倫理学に登場する商品・価値・貨幣論のあたりを読み、あらためて資本論でマルクスがそのアリストテレスの論を評している部分をあわせ読んでみました。アリストテレスはいまさらながら、人間に考えられるあらゆることを考え、探究した人で、価値論、商品論、貨幣論さえ、時代的制約の中で非常に本質的なことを言ってしまっているようで、マルクスもあらためて感心していたようです。
早朝には少しまた「帰郷」を書き進めました。もう少しで追加分をアップできそうですが、これは急いでも仕方のない仕事なので、じっくり進めたいと思っています。最近のAIの進化によって、エンタメ小説やゲームの原作などはもうAIで十分に面白い作品が書けそうなところまで来ているようです。ましてや面白くない純文学(笑)の類は、とちょっと考えるとそう思いたくなるけれど、たぶんそうではないのでしょう。
私はひとが小説と呼ぶに足るようなものは何も書けていませんが、たったひとつ言えそうなことは、AIが進歩すればするほど、こんなへたくそな小説はぜったいに書かないだろうな、もっとうまく書くだろうな、ということです。四苦八苦しながらキーボードを打ったり消したりしながら、AIならぜったいにこんなひどい文章は書かないだろうなぁ、と。どうもそんなところにしか「オリジナリティ」を発揮できそうにないのが悲しいところですが(笑)。
saysei at 23:01|Permalink│Comments(0)│
2023年05月27日
きょうの上賀茂野菜
明日から天気が悪いらしいので、きょうできるだけ要りそうな野菜を仕入れて置こうと、例によって上賀茂の自動販売機を一巡りして、ズッキーニ、ジャガイモ、ロメインレタス、キュウリ、イチゴ、紅タマネギをゲットしてきました。いつも土日は比較的品薄なのですが、さすがに野菜の季節が訪れたようで、どこも結構いろんなものが入っていました。一番よく出ているのは、いまは何と言っても茄子かもしれません。戸田農園さんの茄子は本当に美しく輝いていて美味しそうでしたが、もう十分わが家に備えがあるので、今日は茄子も賀茂茄子も買わずにほかのものだけ買ってきました。
明日から来週はずっと下り坂の天気らしく、今日夕方の比叡は暑い雲に覆われていました。台風2号というのがひどく強烈な台風になっているらしくて、しかも沖縄近海で滞留して湿っぽい風を南から送り込んで前線を刺激して雨を降らせ続けるという異常な情況のようなことを天気予報が言っていました。まだ2号なのに台風が強大になるのは、どうやら海水の気温が異常に高いエルニーニョ現象が今年はとりわけ広範囲に、高い温度で生じているらしくて、これも地球温暖化のせいらしい。ほんとにここ十数年はとりわけ地球環境の悪化ということが私たちにごく身近なところで強く実感できるほどになってきましたね。
英国の友人が送ってきた記事によれば、インドで連日40℃を超えてほとんど50℃近い気温で、いろんなところでトラブルが生じ、死者も出ているというようなことが書かれていました。彼女はもともとインドの外交官のお嬢さんだったので、インドのこともとても気になっているのでしょう。しかしインドだけではなく、南アジア、東南アジアさらに元々赤道に近くて暑い太平洋の島々などは、みな似たような異常気温やハリケーンや津波や、地球温暖化の影響が今集中的に出ている地域なのでしょう。
高野橋の下流方向はまだ青空が見えました。でも来週の天気予報をみると、ずらっと雨マークがならんでいました。これは外れてほしい予報ですが・・・
今日の夕餉
ハンペン入りつくね、なす、ピーマンの照り焼き。
鯵の塩焼き
ポテトサラダ。買ってきたばかりのジャガイモが、とてもおいしくて味に存在感がありました。
ほうれんそうのおひたし。
グリーンサラダ
ピクルス(昨日ののこり)
ぬか漬け。浅漬けだけれど茄子がとても美味しくて色つやも美しい。
(以上でした)
きょうは朝のうち、パートナーがテラスの補修に邪魔になるだろうから、というので各種植木鉢を移動するというので、一緒にやりました。ついでに花の終わった椿や、鉢植えのほうの薔薇の伸びすぎた枝を切ったり。歳をとるとちょっとした作業もなかなかしんどくて、私はたいしてやっていないからどうもなかったけれど、パートナーは午後、やっぱり腰が重いと言って、なんとなく疲れた様子でした。だから私がやると言ってるのに、私も肺のほかに椎間板ヘルニアをかかえているものだから、つい彼女は自分でやろうとして、ついでにこれもあれも、とやっちゃうもんだから、自分の体調でやれる範囲をついつい越えてしまうのですね。
夕方彼女が珍しく私のために「弾丸を噛め」という西部劇を録画しておいてくれたので、夜はそれを楽しみました。いつも自分がテレビを独占しているから、たまには見たいものを見せてあげようと思って、と(笑)。ジーン・ハックマン、ジェイムズ・コバーン、ベン・ジョンソン、キャンディス・バーゲンとどちらかというと地味だけれど性格俳優的な一面をもった個性的な役者が出ていたし、話も拳銃の打ち合いよりも、いまのル・マン24時間レースのような自動車の長距離長時間耐久レースみたいなのを西部を舞台に馬で走って競う西部横断レースが舞台で、それも足の引っ張り合いでドンパチやりそうな西部劇と違って、主なレースの参加者どうしが仲良くなってしまうという、なかなか味のある話で、かえって面白かった。
「弾丸を噛め」って聞いたことはあったけれど、変なタイトルだなぁと思っていたら、これが登場人物の一人であるメキシコ人の男が歯痛で苦しんでいて、神経があらわになっているから、そこに何かかぶせたほうがいい、というので、ライフルの薬きょうを少し加工してかぶせるんですね。物語の主筋とは関係ないそんなエピソードからとったタイトルというのも面白い。原題も”Bite the bullet”だっていうから、まんまですね。
そんなわけで、きょうは早朝に起きたので、少し手元の「帰郷」を書き足した以外は、ワルラスをコピーして例によって「斜め読み」しただけで、ほとんどまともなお勉強も仕事もしませんでした。休養日、かな。
saysei at 22:48|Permalink│Comments(0)│