2023年03月

2023年03月25日

サクラ、タケノコ、ホタルイカ、カツオ

比叡と桜
 曇ってはいたけれど、高野川にかかる橋から眺める霞む比叡と川端桜が綺麗でした。


川端桜1
  川端桜は五分咲きといったところでしょうか。

川端桜2
  まだまだこれから。

ユキヤナギと川端桜
 ユキヤナギはいまが満開

(きょうの夕餉)

★ホタルイカ
 昨日まで1パックが900円台で、とても買う気になれなかったホタルイカ。きょうは特別セールだとかで400円台と半値になっていたそうで、わが家の初物になりました。長男はこの「顔」がついていて、目がこっちを見ているような小動物が苦手なようで、昔から手をつけませんが、私たちはパクパク。こんなおいしいものを、と。

★天ぷら
 きょうの天ぷらは、フキノトウ、ケール、それにかき揚げ。

★カツオのタタキサラダ
 カツオのタタキのルッコラのせサラダ風。カツオがとても美味しかった。

★ひろうす
 先日の墓参りのときに立ち寄った嵯峨の森嘉さんのひろうすとカツオ菜。森嘉さんのひろうすは久しぶりで、美味しかった。

★タケノコゴハン
 昨日はじめて店に出たのを買ってきたという京都産の柔らかで色白のタケノコとわが家で昨日あたりからようやく新芽を出した可愛い木の芽(サンショ)をのせたタケノコゴハン。いよいよまた筍の季節がやってきたようですね。

★若竹汁
 こちらも同じタケノコと木の芽を使ったワカタケ汁。

★サラダ
 グリーンサラダ。

 以上でした。

 きょうも時枝さんの言語観についてお勉強していました。府立大図書館で2冊返却して、かわりに村山七郎さんの「日本語系統の探究」と白石良夫さんの「古語の謎」を借りてきました。いま読んでいるのは前に借りて残っていた馬渕和夫さん:出雲朝子さんの概説的な「国語学史」。これをざっと読んでから鈴木朖や富士谷成章にとっかかったので、位置づけについては大体頭に入れて読めました。読んだというより「眺めた」というほうが近いけれど(笑)。その上で時枝さんの鈴木朖の紹介と、その詞・辞論を読んだので、とても理解しやすかった。まだまだ今回の項目(「自己表出」とは何か)を書ききるには少々時間がかかりそうですが・・・

 昨日の朝、パートナーが何を思ったか突然、「若し元気だったとしたら、国内でどこへ行きたい?」と言うので、そんなこと考えてもいなかったし、もう遠出などとうてい無理だと思っていたから、どこも思いつかず、答えに窮していたら、彼女は、私は宮沢賢治の「イギリス海岸」へ行ってみたいわ、と言います。太宰の実家には二人で行ったことがあるのですが、宮沢賢治については私は良い読者ではなかったので、これまでゆかりの地を訪ねたこともなかったのです。

 そのときは、ふ~ん、という感じで聴いただけでしたが、夜になって、いつもよりなぜか眠くならないので居間でごろごろしていて、偶然つけたテレビをみたらNHKだったのかBSだったのか、とにかく宮澤賢治の石碑の碑文の話から始まって、今野勉というディレクターだったかが、賢治の父親が碑文に賢治の詩でものすごく暗い「業の花びら」とかいう詩を推薦したけれども、結局(学校関係者とかほかの大勢の賢治ファンたちの圧倒的な声で)採用はされず、アメニモマケズ・・・になった、というエピソードから、じゃ賢治の父親は、なぜあんな無茶苦茶暗い詩を、賢治の碑文として一番ふさわしいと言って推薦したのか、という疑問をきっかけに、賢治と父親との関係を洗い出し、二人が激烈な対立を繰り返した後、二人きりでの関西の寺院めぐりの旅をしたのちに、和解したのではないかと推定されるけれども、二人の間に何があったのか、どんな会話が交わされたのか、なぜ「業」なのか、そういった数々の疑問を、このディレクターは自分で二人の旅の足跡を丁寧にたどり、賢治が「恋した」大学時代の後輩との関わりを洗い出し、退学になったその後輩に賢治があてて書いた、われを見棄てるな、というふうな熱い感情のほとばしるような書簡七十数通を読み、というふうに調査を進め、結論的に言えば、推定に過ぎないことは過ぎないものの、賢治がその後輩に同性愛的な強い愛情を抱いていたということを強く示唆するような番組でした。

 ウェブサイトでその番組への反応を調べてみると、殆どが、賢治を聖人化して考えているような人たちばかりで、番組に対しては感情的反発とその持っていき方に対する批判がほとんどでした。しかし、彼等の批判自体にも根拠がなく、彼等が反証だと考えて挙げている賢治の作品の読みなど、実にいいかげんな読み方で、そんなことが反証になるはずもないじゃないか、というようなものばかりでした。私は賢治が好きでも嫌いでもなく、どちらかといえば聖人扱いされてきた賢治を敬遠してきた、といったところで、教科書で読まされて以降はまあ誰もが読むような代表的な詩や童話の幾つかを読んだきりで、別段賢治が同性愛者であろうとなかろうと、全然かまわないという立場ですが、昨夜の番組(再放送だったらしい)は決してウェブサイトで反撥した人たちが書くようないいかげんな番組のつくりではなく、そちらのほうがずっとウェブサイトの反発者たちの論理などよりも説得力がありました。

 賢治が、武者小路実篤みたいな、単にトルストイ的な地主の農民に対するヒューマニズムみたいなものに立脚した理想主義による聖人みたいな人物だとすれば(これまではそんなイメージで敬遠していましたが)、私には無縁の存在だし、詩や童話に少々いいな、と思えるものがあっても、とても関心の持てる作家ではなかったと思いますが、もしも昨夜の番組が示唆するような「業」を賢治自身が「業」として生涯ひとに知られることなく一人で抱え込んで苦しんでいた人だったとすれば、それは私にとっては賢治が人間的な存在としてこれまでよりもはるかに近しい存在に感じられるように思うし、少しも賢治の価値や人間性を貶めるようなことではないと思います。その悩みがたまたま同性愛に関わるものだったことは時代的な制約で、それが「業」として背負わざるを得ないものだったのでしょうが、どんな苦悩にせよ、生涯かけてそれを背負い、苦しんできた人間だからこそ、それを昇華しうる作品を必死の思いで創り出してきたのだろうと思います。昨日の番組をみて、あらためて賢治の作品を読んでみたくなりました。

 パートナーは昨日、この賢治の件だけでなく、サッカーのウルグァイ戦の前半で、伊東純也を出さなきゃだめだ、彼を出せば必ず試合が動くし、出さなければ堂安とか浅野じゃ絶対に点は入らない、と異常に叫んでいた(笑)のでしたが、後半交代で伊東純也がはいると、ほんとうにたちまち二度もチャンスを作って、その内一度は彼のあげたセンタリングで同点に追いついたわけで、これにもちょっとびっくりしました。彼女自身怖くなった(笑)そうです。霊感があるのかも・・・ ^^; 










saysei at 23:54|PermalinkComments(0)

2023年03月19日

上賀茂トマト

戸田農園のトマト
  きょうは上賀茂の戸田農園さんの野菜自動販売機で、たくさんの「傷アリ、お徳です」と書かれたボックスのトマトがあって、その中のひとつをゲットしてきました。この5つで300円。傷があると言っても、要は完熟で表面の皮がはち切れただけで、食べるのに全然支障がないだけでなく、かえって美味しい。きょう生協かどこかで3個395円とかのトマトを見て来たパートナーは、安い、安い!と大感激。

 今日の野菜
  ほかに根つき九条ネギ、ロメインレタス、ホウレンソウ、ブロッコリをゲットしてきました。トマト以外はみな100円だったかな。

kyouno
 きょうは快晴で暖かでした。

赤のみやの桜
 疎水の桜はしばらく前から咲いていましたが、きょうは赤宮神社の鳥居の傍らの桜が咲いているのに気づきました。ここのも例年割と早く咲きますが、今年は特に早いようです。

すももか
 共同庭のすもも(?)もいまや真っ盛りでとても綺麗。

乙女椿 
 わが家の乙女椿も満開

きょうの夕餉

 ★メバル
 メバルが美味しい季節になりました。

★菜の花の酢巳氏
 菜の花の酢味噌和え

★ホウレンソウカライネ大根おろし
 ホウレンソウとカマアゲシラスのカライネ大根おろし添え

★せせりガーリックバターいため
 セセリ、シメジ、九条ネギのガーリックバター炒め

★赤だし
 豆腐、アゲ、ネギの赤だし

★漬物類
 漬物類

(以上でした。)

 きょうも言語美関係の文献読みと、宣長の語学論のコピーと拾い読み、それに、空いた時間に安倍晋三回顧録を少し読み進めましたが、これがなかなか面白い。厚労省ってほんとにどうしようもない役所のようで、なんにも判断できず、しようとせず、責任だけはぜったいにとらないぞ、という態度で、安倍さんも呆れていたようです。

 薬務課長というのがどうしようもないやつだったらしい。内閣へもってきた人事局で内閣官房がにらみをきかせられるのは局長級の上級幹部だけで、実務的な権限を握っている下っ端の課長にまではその力が及ばないらしい。誠に奇妙な逆説的な権力関係のありようですね。

 薬害エイズ事件のときに、事務系キャリアの局長は起訴を免れたが、薬務系技官の生物製剤課長が起訴されたものだから、責任をとらされるのはおれっちなんだから、おれっちで決めさせてもらうぜ、という腹で、首相の言うことも聴かないらしい(笑)。コロナ流行の初期に私がよく批判していたPCR検査のサボタージュなども、こういう厚労省の技官系の連中が仕掛けていたようです。そうい政府や官僚の内情がわりとあっけらかんと語られているのが面白い。

 私は安倍元首相とはイデオロギー的には正反対かもしれなかったし、よくぼろくそに書いたりしていたけれど、前に読んだ新書版の自伝みたいなのを読んだときも、わりと好感を持ちました(笑)。彼のような家に生まれて高校生としてあの時代を過ごしていたら、そりゃあ世の中、面白くなかっただろうなぁ、といたく同情さえした(笑)覚えがあります。割とその時の気分が率直に書かれていて、あぁ、そうだっただろうなぁ、と思えるところが色々ありました。

 私の周囲はパートナーも含めて大の安倍嫌いばかりで、友人たちに私が安倍ってけっこう人間的には面白いやつだよ、とか言ったりしたら、どんなに顰蹙を買い、馬鹿にされるか分からないけれど(笑)、正直のところあんまり人間的には憎む気になれない人だという気がします。

 もちろん権力者としていやな属性をみんな備えているとは思うし、実際そういう権力としてふるまってきたわけだけれど、陰湿、陰険という印象が無くて、優等生じゃないし、そのことは自分でよくわかっていて、いろんなコンプレックスをもっていて、感情的にもなりやすく、それを自制もできず、つい馬鹿なことをやってしまうようなところがあって、それがかえって憎めない(笑)。

 それでも政治的な勘はよくて、目配りがきき、行動力もあり、それなりに胆力も備わっていて、各国の首脳たちとの間でもあんまりみっともないところを見せずに済んだ(笑)。やっぱり血統というのは、或る程度ものを言うもんだな、というのが私の印象でした。

 いまの岸田さんの方が、私の周囲ではむしろ評判がいいようだけれど、政治家としての私から見た評価はむしろ安倍さんに数等劣ります。人柄も安倍さんのようなときにひどく憎まれもする強い癖はないけれども、そのかわり、いいね、と思う要素も乏しい。世論調査などみても、大多数の国民というのはよく見ているな、と思います。へんに朝日新聞なんかばっかり読んでいるような擬似進歩派インテリなどは全く逆の評価になるのでしょうが(笑)。

 













saysei at 22:07|PermalinkComments(0)

2023年03月18日

チーズの夕餉

★チーズ各種
 長男にもらったAlageのフランスの各種チーズがまだまだあるので、本人もまじえて今日の夕餉の食卓にはチーズが色々。どれもおいしくて個性的で、おおいに楽しく味わえました。

★パン
 黒パンがチーズによく合いました。

★鹿肉の燻製と生野菜
 これはパートナーが誕生日にお友達から送っていただいた鹿肉の燻製に生野菜のサラダ。生野菜は、ルッコラ、クレソン、セロリ、人参、ラディッシュ、キュウリ。鹿肉でルッコラを巻いて食べるととっても美味しく、香ㇼ高く、最高でした。

★ヨーグルトタルタルソース
 野菜はハーブ入り自家製ヨーグルトタルタルソースをつけて。

★トマトソースのキュウリと豆腐
 トマトソースのキュウリと豆腐。このトマト、上賀茂の戸田農園産の自動販売機でゲットした完熟トマトで、おろしておいただけで、全然水っぽくならずに、ゼリー状に固まっている、とパートナーが感動していました。ペクチンの作用?

★豚肉の白ワインキノコクリームソース煮
 豚肉の白ワインキノコクリームソース煮。

★グリーンサラダ
 グリーンサラダ。

 (以上でした。)

きょうの比叡
 今日の夕方の比叡。今朝は雨が降っていました。雨はやんだけれど、ずっと曇っていましたね。割と寒かった。

 きょうも言語(美)論系の文献を読んでいて遅くなったので、自転車行は上賀茂まで行かずに、府立大学図書館(歴彩館)へ本を返しにいっただけで帰ってきました。代わりに今日借りて来たのは、本居宣長全集の第五巻、語学に関する著作を集めた巻と、日本三代実録を読み下した本の上巻、清和天皇の代で、貞観十四年七月十一日己卯の条には「四品守弾正惟喬親王 疾に寝ぬ。頓(にはか)に出家して沙門と爲り給ひき。」とあります。

 宣長さんは「てにをは紐鏡」「詞の玉緒」「活用言の冊子」がさしあたり読めればと思ったのですが、手ごわい(笑)。大野晋さんの解説でなんとか位置づけを頭に入れて、一番重要だと思う「詞の玉緒」にとりかかっているけれど、まあ、こういうものなんだ、と分かればいい、という読みかたしかできないでしょう。彼の徹底的に網羅的な和歌サンプルのコレクションにまでいちいち付き合ってはいられません。でもとうとう宣長さんまで遡ってしまって、収拾がつかなくなりそう。ここらで引き返して吉本さんに戻らないと・・・









saysei at 21:34|PermalinkComments(0)

2023年03月13日

上賀茂野菜めぐり

比叡
 今朝がたは雨が残り、気温も昨日までの暖かさとは違って急に下がったようで、自転車で走ると風が冷たかった。でも午後は良く晴れてきました。

戸田農園産の販売機
 いつもの深泥池の入口に近いところにある最初の野菜自動販売機では、いちご二袋と赤大根をゲット。この大根は硬くて今の私の歯では噛めないけれど、大根餅にしてもらうと美味しくいただけます。いちごは、ここのイチゴがどこよりも甘く美味しいので、出たらせっせと買っていますが、めったに出ないか、出てもすぐ売り切れます。パートナーがいちごのロールケーキを作ってくれます。

 写真は、最後にいく戸田農園さんの自動販売機。ここのトマトの色は素晴らしく真っ赤で、味も甘さと酸味と、実にトマトらしい濃い味がしてどこのトマトよりも好き。大きさによって、3個、4個とはいっている数は違うけれど、300円です。

すぐき 
 戸田農園さんのデッカイ、綺麗なスグキ。以前はせいぜい500円まででしたが、さすがにこいつは800円の値がつけてありました。しかし市販の名前だけ有名な漬物屋のスグキなど、千円以上もしていますから、確実にこちらのほうが美味しくて安い。

きょうの夕餉

★mしどり
 蒸し鶏、キュウリ、ネギ、セロリ、生姜の中華ドレッシングあえ。

★塩鮭
 塩鮭

★おでん
 おでん

★揚げと葱の辛子酢味噌和え
 アゲとネギの辛子酢味噌あえ

★ほうれんそう
 ほうれんそうのおひたし

★サラダ
 サラダ

★漬物類
 漬物類

(以上でした。)

 きょうWBCがないので、みんなロス状態でぼぉーっとしているんじゃないかしら(笑)。今回の対戦相手の中でチェコの監督や選手はみんな知的で、プロの野球選手じゃなくてエンジニアだったり、ビジネスマンだったり、たしか監督も医師じゃなかったかな、素敵でしたね。大谷がチェコのチームを「リスペクトしている」と言ったそうだけど、わかる気がしますね。みんな本当に野球が好きだから、本業以外で楽しんで野球をしているのがよくわかるような雰囲気を持っていました。大谷はプロ中のプロだけれど、精神は芸に遊ぶというのか、昨日もお立ち台で、いろんな違ったタイプの投手に出会えて、とても楽しめています、というようなことを言っていましたね。

 佐々木朗希がデッドボールをあてた相手の選手におわびに、ロッテのコアラのマーチなどの駄菓子を山盛り二つの袋に入れて持っていったそうですね。これもすごく良かった。ゴディバなんかよりそのほうがずっともらったほうも嬉しいでしょう。またロッテの菓子というのが良かった(笑)。佐々木もユーモアのセンスがありますね。

 近藤と吉田には脱帽。近藤がバッターボックスに立って、後ろで順番を待つ大谷が同じようにバットを振っているのをカメラがとらえると、お父さんと坊やがやっているんじゃないか、と思うほど背の高さが違うのですが、これが打撃となると本物の第一級の職人さんで、ほんとに驚かされました。吉田もここ、というときには必ず素晴らしく素直な、教科書にのせたいような見事なバッティングで、ほとほと感心しました。たよれる2人に別格のスター大谷、先頭を切ってヌートバーが打って走って守ってチームを引っ張り、投手はものすごく分厚い層をつくって盤石の感じだし、これで村上が復調してくれれば怖いものなし。その村上に大谷が「こういう時期が一番大切だよ」とアドバイスしたそうです。さすがですね。

 きょうは吉本隆明試論の「自己表出」というキーワードの項を書きました。といっても前に書いた俳句についての考察を流用。というのも、正面から扱うには少々重たくてかなり準備が必要で、彼の主著「言語にとって美とは何か」全体を相手にせざるを得ないし、抽象的な概念をいじっていても腑に落ちる形での理解は難しいから、むしろこのキーワードを使って実際に具体的な言語表現を分析してみせれば、自分がどの程度その概念を理解して使いこなせているかが分かるので、多くの人がつまずくこの概念についての自分なりの理解を誰にでも判定できる形で出してしまった方がいい、と思ったのでした。こわいところもあるけれど、長年読んで来たから自信がなくもない(笑)。それでもこれはさしあたりの対応なので、そのうちちゃんとした「自己表出」論を書いておきたいとは思っています。














 



saysei at 21:59|PermalinkComments(0)

2023年03月12日

やっぱり大谷は千両役者!

 WBCの一次リーグ、結局全部見てしまいました。大谷が出なきゃ見てなかったでしょうが(笑)
 きょうも1回から超特大3ランHRで見せてくれました。ほかの選手もすごいけれども、やっぱり彼は別格の千両役者。こういう人が一人いるだけで、野球にふだん関心があるわけでもないのに、すっかりはまってしまって最初から最後までテレビにかじりついてみています。ふだんならあんなひどい大量のコマーシャルに腹を立ててそっぽを向くところなのに我慢して見ていました(笑)

 きょうは日曜日だし上賀茂野菜もほとんど空っぽだと思ったから、百万遍の古書店と近くのマヤルカ古書店さんを久しぶりに訪れ、前にはなかったちょっと面白そうな本を何冊も見つけたものだから、ついまた大量に買ってしまいました。言語関係と上海関係、それにまた中上健次が読みたくなって、前にみんな売り払ってしまっていたので、新刊書店の棚で見つけられると思ったら、なんと枯木灘以外は一冊も無くて驚きました。そんなに早く書店から消えちゃっていい作家かいな?

 ちくま文庫の「上海コレクション」、モーベルテュイ、テュルゴ、メーヌ・ド・ビランらの論文を集めた「言語表現の起源をめぐって」(ロナルド・グリムズリ編、北樹出版)、K.フォスラー「言語美学」、田中祐理子「病む、生きる、身体の歴史」は今日の収穫。

 どれもずいぶん安かったから、と思ったけれど、結果的にはかなり懐が淋しくなって、今月はまだお小遣い日まで10日前後あるので、あすからはほんとにおとなしくしています。

 不要本の方もある程度まとまったので、写真を撮ったのをきょう整理して、なんとか出品の準備もできたので、明日はぜひ出品にこぎつけないと・・・


今日の夕餉

★鶏の酒蒸し
 鶏の酒蒸しと生野菜、テンジャン味噌

★白菜等の中華風スープ
 白菜、ほうれん草、ハム、干しシイタケの中華風クリームスープ

★マー簿豆腐
 麻婆豆腐

★もずく酢
 モズクきゅうり酢

★赤大根餅
 赤大根餅

★グリーンサラダ
 グリーンサラダ

(以上でした。)

saysei at 23:13|PermalinkComments(0)
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