2021年09月
2021年09月22日
きょうも樹齢300年のスダジイに挨拶
今日も飽きずに上賀茂神社へ。渉渓園の樹齢300年のスダジイを飽かず眺めて帰りました。どうですこのどっしりとした根本のあたりの存在感!
落雷でもあったのかぱっくり口を開けた幹。
幹のあたりをみているともう老木も老木で、幹にひびが入って割れかけでもしたのか、太い針金だか丈夫な紐だかで巻いて、まるでバラバラにならないように硬く縛っている感じで、もう生命力も衰えて葉も繁らないかと見えそうでいて、上の方は枝をひろげて豊かに葉を茂らせています。
陽の当たり具合で、とても綺麗。
これも同じ渉渓園に立つ楠。
緑の美脚(笑)
ここで行われる曲水宴を見てみたいですね。
今日は夕方雨になるかも、というので、午後すこし早めに自転車行に出て、例によって上賀茂の野菜の自動販売機で3本100円の新鮮な、ただしくねくね曲がっていて店では売りものにならない胡瓜を買って、上賀茂神社で少し散歩して引き返しました。幸い雨にはたたられなかったけれど、やっぱり夕方少し降っていましたね。
昨日の図式論にひきつづき構想力論、ハイデッガー先生の緻密な展開には圧倒されます。もうひと頑張り。岩波文庫でカッシラーの「国家と神話」下巻が出ていたので買ってきました。今は殆ど取り上げる人もないかもしれないけれど、私たちが若い頃は、まだけっこう読まれていた人だと思います。
昨夜はイギリス映画だったと思いますが、スターリンの死、という原題の変なおふざけの映画を観ました。どうせ撮るなら、もっと笑いのめすか、シリアスな映画を撮ればいい。中途半端で全然面白くなかった。ベリヤとかモロトフとか懐かしい?名前が出て来ましたが、ただそれだけの映画でした。
きょうの気晴らしは、やっぱりなぜか「仁義なき戦い」で、結局シリーズ最初の作品に戻って見ていました。もう何度か見たけれど、やっぱり最初に見たシリーズ最初のこの作品が一番良かったんじゃないでしょうか。まぁそういうことを喋り出すと、いやそれはなぁ…と幾らでも蘊蓄を傾ける人があるでしょうけど(笑)
きょうの夕餉
キノコとブロッコリのクリームパスタ
ロールキャベツ
ビーツのマリネ
サラダ
あとオリーブオイルとキャラウェイシードを塗ったトーストと赤ワインでした。
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2021年09月21日
お月見
つい先ほど、午後11時ころでしょうか、念のため曇った空を見上げてみると、雲の間から月が輝いているのが見えました。中秋の月と満月が重なるのは今年から3年間だそうで、そのあとはしばらく間があく、とテレビでやっていました。東京の夜空は晴れていい月が見られたようです。
手元のミニカメラで撮ったのでこんな風にしか映りませんが、かなりの速さで流れる雲の合間に輝く月は、夜空に眩しいくらい明るい光を放っていました。
雲間の月。手振れで少しゆがんだ形になっていますが、もちろんまん丸の十五夜お月さん。
夕方は雨が降り出して、こりゃだめだ、と諦めていましたが、おかげさまでしばらくの間、中秋の名月を楽しむことが出来ました。しばらく眺めていたら、また厚い雲の中に隠れて見えなくなってしまいましたが・・・
月見団子のかわりに、おはぎをいただきました。
saysei at 23:18|Permalink│Comments(0)│
セキレイの雛?
河原のススキをとろうと川辺を歩いていたら、すぐそばにセキレイがやってきました。
40-50センチほどに近づいても逃げようとしないので、話しかけて手を伸ばし、こっちおいで、と声をかけたら、こっちを向きはしましたが、さすがに手にのりに来ることまではせず、自転車が来たのでよけようとして、もう少し近づいたら飛び立ちました。
ところがそれから数歩また歩き出すと、また(たぶん同じ子だと思うのですが)そばへ飛んできました。野生のセキレイのはずなのに、なんて人懐っこいのだろう、としゃがんで声をかけていると、むこうもその場にとどまって、何を喋ってるんやろ、という感じでうずくまっています。
こういう感じでこっちを意識はしているのですが、こわがりはしません。
よくみると、どうもいつも見ているセキレイよりちょっと小柄で、丸っこい感じで、毛の色もやや薄いように見えます。まだ雛なのかもしれません。
こういう感じで、ほとんど手を伸ばせば届きそうな距離で、ちょっと首をうずめる感じで蹲っています。傍で見ると可愛い。
しばらく私が一方的に声をかけるのを、じっと蹲って聴いては、時々こっちを見ているふうでした。セグロセキレイというわりに、毛の色がまだ黒くなりきらないグレーですね。頭なんか、まだ産毛が残っているようなもじゃっとして(笑)
そのうち、近くに別のセキレイがチチッと啼いて降り立ちました。これは大きさもはっきりした背の色合いも成鳥のようです。こちらには近づかず、数メートル離れたところをうろうろしていました。ひょっとしたら仔鳥の母鳥なのかもしれませんね。でも、この遊歩道は人も自転車もよく通るので、そのときにこの成鳥は飛んで行ってしまいました。
長くそばにいた雛?鳥も、そのうちぴょんと飛んで石垣の上に上がりました。でも相変わらず自転車が来ても人がそばを通っても逃げようともせず、警戒するふうもなく、だいたい色が目立たたないし身体が小さいので、自転車の人も歩いて傍を通る人もこのひな鳥がすぐそばにいることに気づかないのです。
以前から散歩のときに不意にセキレイが現れて数歩先を先導するようにちょこちょこ歩く姿はよく見ていて、人懐っこい鳥だなあと思ってはいたのですが、こんなにすぐ近くで私のお喋りにも、手をのばすのにも怖がる風もなく、長くそばにいたのは初めてのことでした。
こちらは川原へ下りた本来の目的の、すすき。とても綺麗なススキが川床の叢の中に生えていたのを切ってきて、とりあえず花瓶に挿した所です。
こちらはすすき刈りの前に自転車行で、いつも上賀茂神社まで往復したとき、上賀茂の野菜の自動販売機で売られていた農家がとりたてのゴーヤとカボチャ。とても綺麗で新鮮な、おいしそうな野菜です。
きょうの夕餉
手羽先のから揚げの甘辛だれ、ハタハタのから揚げ
ズッキーニ、カボチャ、マイタケの韓国風たまごつけ焼き
鯛の酒蒸し
もろへいや
小松菜と人参のナムル
五目マメ(のこり)
セロリの葉のキンピラ
ごはんにかけて食べるとセロリの香りが立って、とても美味しい
サラダ
枝豆(上賀茂の野菜自動販売機で買って来たもの)
以上でした。
今日は先ほど中秋の名月を観ようと思ったら、雨が降っていました
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2021年09月20日
渉渓園の御手洗川
毎日見ている風景ですが、上賀茂神社の渉渓園を流れる御手洗川の表情をいくつか。
ここで行われていた曲水宴という古来の催しも再興されたようです。
今は狭いけれど、本当はここはもっと広く堂々とした庭園だったのでしょう。
小さな流れだけれど、いいカーブを描いて庭園内を流れる風情は素敵です。
今は苔の保護のために、この流れをまたぐことはできません。
これは一旦外へ出て裏側へ回って金網の間から撮った写真です。
昨日も撮った萩のある風景
こちらは真っ白な萩の花でした。
みそぎをする川は澄んでいます。
きょうの上賀茂神社境内。お休みなので普段よりは人影があったけれど、それでも外国人は見ないし観光バスも来ないし、静かで、私のようなコロナを避け、静かな環境にただしばし身を置きたいだけの人間には最高の環境です。
境内の栃の実
きょうもハイデッガーの図式論のところを読んで・・・それからなぜかふと見たくなって、深作の「新・仁義なき戦い」を観ました(笑)。
スダジイの幹
きょうの夕餉
トンカツ、ズッキーニのフライ、サツマイモのから揚げ
キュウリもみ
マカロニサラダ
モロヘイヤのポン酢かけ
冬瓜(昨日私が上賀茂の野菜自動販売機で買って来たミニ冬瓜)、シメジ、肉団子の煮物
小松菜の胡麻和え
サラダ
五目黒豆納豆
枝豆(上賀茂野菜)
以上でした。
saysei at 21:23|Permalink│Comments(0)│
2021年09月19日
上賀茂神社の彼岸花・ならの小川の萩
上賀茂神社の境内にも彼岸花が咲いていました。
外側の鳥居入ってすぐ右手の草地です。
垣根沿いにもたくさん。
とても自然な感じ。
こちらは境内の東を流れる「ならの小川」。いま畔に咲く萩が綺麗です。
禊(みそぎ)をするための流れ。降りられるようになっています。
萩はススキと同じようにほとんど雑草の類に近い、昔からある素朴な花で、私の大好きな花の一つです。団地の南側塀沿いに萩が並んでいて秋になるといつも伸ばし放題伸ばした枝に赤紫の花をいっぱいにつけて楽しませてくれたのですが、どういうわけかすっかり消えてしまって、いまは何の変哲もない人工的なプリペットが並んでいます。植木屋さんのセンスなのか、いずれかの年の理事会がそうしてしまったのか知りませんが、残念なことです。
雲の多かった空も夕方見上げると真っ青な心も晴れるような空が広がっていました。もう鹿さんたちは出てきてくれないけれど・・・
きょうは上賀茂で朝採りの上賀茂野菜をいっぱい買ってきました。スーパーのと、自動販売機のと両方少しずつ。冬瓜、もろへいや、キュウリ、青唐辛子、枝豆。どれも新鮮でおいしそう。
残念ながらトマトやレタスやキャベツは地元のものは払底していて、北海道産とか長野産とか、遠い土地のものが、相変わらずふだんの倍くらいの値段で売られています。トマトなど日照時間が短いせいか、赤くないトマトで、どう見ても美味しそうには思えません。
きょうはハイデッガーの『カントと形而上学の問題』、一度いっぱい赤線を引きながら通読したやつを、もう一遍最初からじっくり読んで、ノートして気づいたことをメモしていく自分流の精読の場合のやり方です。精読といったって、ハイデガーを数日で読むんですから(笑)、速読・粗読を旨とする私にしては<精読>というだけです。いや、単に私が読むから<精読>か(笑)
現実の諸問題へ関わるアクティブな姿勢といささか論証抜きに強引に言い切ってしまう勢いでは若き日のフーコー(「カントの人間学」)もすごいな、と思いますが、純然たる書斎派の哲学者としてはハイデッガーの緻密な読みは、若いフーコーの比ではなく、さすがだな、と素人目にも思えて、読みごたえを覚えながらなんとか文字面をたどっています。早く片付けてしまわないと、本来の感想を書く従弟の子の本に戻れない(笑)
きょうの夕餉
茄子の味噌田楽
芋煮
鶏の胸肉の塩麹焼き
ザーサイ豆腐
胡瓜カツオ
万願寺唐辛子の素焼き
鮭の塩焼き
五目マメ
サラダ
枝豆
今夜の月はとても綺麗でよく輝いていました。21日が中秋の名月、2日後ですから、満月迄あと少し、綺麗に輝いて見えるはずですね。
saysei at 18:12|Permalink│Comments(0)│