2018年03月

2018年03月30日

京の桜満開~平安神宮・南禅寺・疎水記念館

満1

 今年の桜はどこも、とても綺麗だと言われているようです。一斉に開花して、もう散り始めています。この週末が最後の見ごろになるでしょう。きょうは久しぶりに平安神宮を訪ねてみました。

満2

 長く京都に住んでいても、そんな観光客の行くところへ金を払ってまでして入るか!と拒否してきた神苑ですが、一生に一度くらいは、と今日は600円払って入ってみました。本殿の脇から背後を抜けて池を廻り、反対側の脇から出て来るまで、けっこう長い距離、桜が満喫出来ました。

満3

 どこもいまが満開。

満4

 池の水面に映じる桜もなかなか風情があります。

満5

 大きな鯉が泳ぎ、鴨が遊ぶ池。

満6

 同じく池に映じる桜

満7

 池をめぐりながらいろんな角度から楽しめます。
満8

 平安神宮を出てまっすぐ東への細い道をたどると永観堂ですが、ここは紅葉の美しい庭があり、桜は少ないので素通りして、南禅寺へ。ここもとくに桜の名所というわけではありませんが・・・大きな構えの建築物が青空によく映えて美しい。いくつもある庭にそれぞれ入場料をとっているので、観光客もこの寺だけで、全部見て回るのは大変でしょう。

満9

 疎水。いわゆる「ローマの水道」。上が水路になっています。

満10

 桜の向こうは琵琶湖疎水記念館。

満11

 動物園裏の十石船の船着き場。

満12
 みやこめっせの裏を走る十石舟。

満13
 美術館裏の疎水の桜もいまが盛り。

満14

 橋から疎水の桜をのぞむ。

満15

 最後はやはり高野川の桜。

満16

 九分咲きかな。

満17

 川端通の桜並木。

満18

 近所の疎水べりの桜はもう散り始めました。

 



saysei at 15:41|PermalinkComments(0)

2018年03月29日

借景の円通寺

円通寺借景庭園パノラマ

 或るサイトで「京都の中では穴場の桜の名所」と書いてあったので、以前から一度行ってみたいと思っていた円通寺に行ってみました。

 京福電鉄「叡電」の精華大学前で降りて、とくに案内も標識もないので、スマホのマップを頼りに20分くらい少し山道のように起伏のある住宅街を行くと、円通寺参道という小さな案内板がありました

 有名なお寺ですが、周囲に類似の観光対象もないせいか、ぽつんとこんなところにあって、訪れる客もふだんは少なそうです。でも、靴をぬいで料金を払って入ると、やたら借景の庭以外は撮影禁止!という貼り紙がいっぱい貼ってあるのを見ると、マナー知らずの観光客がどっと押し寄せたりすることもあるのかもしれません。

円通寺庭園

 別段撮影しても減るものとも価値が下がるものとも思えないのですが、なぜか借景の庭園以外は撮影禁止を徹底しているようです。美術館にもよくある、もったいぶりにすぎないのかもしれません。ご自慢の庭は自前のものではなくて比叡山の借景のおかげで評判なので、もう少し謙虚であってもいいと思うのですが(笑)

円通寺借景庭園正面

 私以外に誰もいなかったので、ゆっくりと縁側に腰を下して庭とその垣根越しに望める比叡山をながめてしばらくほうけていました。
円通寺手水鉢

 裏の庭(門には近い方)も飛び石や植栽の配置がなかなか綺麗な、いいデザインの庭でした。残念ながらそれも撮影禁止なのでご紹介はできませんが・・・

円通寺垣根

 で、肝心の「桜」は咲いていませんでした(笑)。庭の隅の樹は桜だったかもしれませんが、正面の堂々たる杉だか檜だかの高木の迫力の前では貧弱なもので、花はついていませんでした。

つくし 1

 桜を見られなかった代わりに、駅の近くの雑草に覆われた流れのほとりで、つくしが沢山生えているのをみつけました。こんなに元気そうなつくしを沢山見るのは久しぶりです。ちょうど今夜は長男もいて孫とママもうちへ来て一緒に食事をするので、天ぷらでもおひたしでも食べられるなと思って、たくさん摘んできました。よく伸びたつくしを摘むのは童心に帰って楽しい。茎に輪のようについているガクをとっていると瑞々しかった茎がみるみる水分を失ってしぼんで固くなるので、あわてて流水につけてアク抜き。今夕はどんな姿で食卓にのぼるでしょうか・・・。

 

saysei at 18:21|PermalinkComments(0)

京の桜は今週が見ごろか

川端桜

 晴天と高温つづきで、京都の桜は一挙に開花して、主な桜の名所はどこも満開だそうです。
 来週前半までもつかと思ったけれど、せいぜい今週末までが見ごろで、あとは落花流水を楽しむといった感じでしょうか。御室の桜は品種自体が遅咲きのようだから大丈夫でしょうけれど・・・

川端桜並木2018-3-29

 拙宅の周辺は、川端も疎水も満開で、居ながらにして毎日花見です。共同庭の桜は少し遅れましたがぼちぼち咲き始めました。

saysei at 17:59|PermalinkComments(0)

2018年03月27日

桜の名所(産寧坂→二寧坂→高台寺→円山公園)

桜1

 平日でもいま産寧坂は観光客でいっぱい。桜も満開でした。

桜2

 清水寺はいま工事中のようで、上のほうはすっぽり蔽いで覆われていました。でも谷のほうを眺めれば雲のように桜の花があちこちで咲いて美しい風景を作り出しています。

桜3

 清水の舞台を正面にみる遠景。

 桜4

 青空を背景に立つ朱塗りの塔に満開の桜。

桜5

 清水さんの枝垂れも満開でした。

桜6

 こちらは産寧坂二寧坂と降りて、ねねの寺・高台寺の庭に咲いた、これもみごとな満開の枝垂れ桜。

桜7

 これ一本ですが、白砂の庭も美しく、大勢の見物客が本堂の縁に座って眺めていました。

桜8

 高台寺からそのまま北へ上がって、八坂神社の境内に入り、背後の円山公園へ足を踏み入れると、そこは桜の下の大宴会場。桜の花はここももう満開。

桜9
 
 縁台のないところも地面にシートを敷いてお花見。

桜10

 円山公園の有名な枝垂れ桜も満開。一時元気のない年がありましたが、養生したようで、みごとに蘇りましたね。とても綺麗で華やかでした。

桜11

 ぐるりと枝垂れ桜の周囲をめぐってみました。

桜12

 どの角度から見ても素晴らしい。

桜13

 公園も人でいっぱい。着物姿と中国からの観光客の多さはいまの京都の観光地共通です。


桜14

 川端の桜も一日でいっせいに開花した感があります。もうここも八分、九分咲きといったところ。

桜15

 南は都心から北はここ高野橋からさらに松ヶ崎あたりまで途切れない桜並木。タクシーの運転手さんが、ここが一番桜が堪能できますよ、と言っていたことがあります。
 桜の木も寿命があって、いっときかなり弱って花が少ないように思えるときもありましたが、次々に苗木を新たに植えて、美しい桜並木が維持されているのは嬉しい。

桜16

 これは疎水べりの桜。川端より2~3日早く開花していましたが、今が満開。もう、少し散り始めていました。

桜17



saysei at 15:20|PermalinkComments(0)

2018年03月26日

天使との2万歩

 神様のくれた奇跡のような2日目。前の週までの雨も寒気も嘘のように消えて、陽が射してぽかぽか暖かな春の日。陽光を透す程度の薄い花曇りの空で、暑くも寒くもなく、歩くのに絶好の花見びよりでした。生涯の思い出となる一日。終わってみれば鞄の中に入れて忘れていた万歩計の数字は21,000歩。天使が傍についていてくれなければ、とてもこんなに軽やかな足取りにはならなかったでしょう。いつかまた天使にまみえることのできる日が来るかどうかは分からないけれど、せいいっぱい生きて希望を失わないでいましょう。

saysei at 20:14|PermalinkComments(0)
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