2011年11月
2011年11月28日
大阪ダブル選挙
大阪のダブル選挙は橋下氏ら維新の会の圧勝だったようです。
インテリさんたちはどうも橋下氏がお嫌いらしくて、ポピュリズムだの独裁者だの格差を拡大する新自由主義だの、教育に商業主義を持ち込むだの、たいていぼろくそに言う人が多いようです。いずれも部分的に当たっているとは思いますが(笑)・・・
けれど、私は彼が勝てばいいと思っていましたし、今回の市府民の判断は、「みんなの意見は案外正しい」(っていう面白い本がありますが)の部類だと思っています。
私自身はどうなんや、と言われたら、別段橋下さんの政策を深く理解して理屈で彼に賛成するというのでもなく、感情的に彼個人が好きなわけでもないけれど、私が長年多少ともおつきあいしてきた大阪市という組織は、ああいう乱暴な人(笑)が入って撹拌しないことにはどうにもならないだろうから、やれるだけやってみてくれ、と思っているだけです。大阪人じゃないから無責任かもしれませんが。うん、悪いけど、京都市長にはなってほしくない(笑)
それに少々撹拌したってどうにもなりそうもないという悲観的な気分はありますが、既成の政党や官僚の顔色をうかがいながらやっていく従来の政治に埋没するだけになるだろう「無難な」候補者より、危険な匂いを紛々とさせている人物に少しは撹拌できるものならやってみてほしい、という市民の気分(だと勝手に推測しているだけですが)のほうに共感をおぼえます。ハイ
それにしてもNHKは開票率ゼロで当確を出していましたね。こっちのほうに驚いてしまった(笑)
2011年11月19日
ブータン国王、トンイ、・・・
ブータンにはまだ行ったことがないけれど、映像で見ると、昔の日本の良いところをみんな残しているような風景です。昭和天皇崩御の際も、いまの国王の父王だったのでしょう、今回の国王と似た民族衣装で葬儀に参列されて、本当にカッコいい王だな、と強く印象づけられました。逞しくおのずと備わった品位と威厳。
いまの国王はいっそう身近でファミリアーな印象です。福島に100万ドルでしたっけ、義捐金を寄せられて、それを来日してスピーチで触れられるとき、わずかな志だけれども、という趣旨のことを言われた、というので、私のパートナーはすっかり感心していました。いままで色んな国から義捐金が寄せられ、そういう国を代表した人が来て、激励や慰めの言葉を残していったけれど、そういう謙虚な言葉を吐いた人はいなかったそうです。さすが仏教の信仰篤い国の王だと。
日本のVIPも海外へ行くときは凛とした和服姿で出かけてはどうでしょう?どうみても似合わないでいまだに鹿鳴館といった趣のある洋服姿よりよほどかっこいいと思いますが。
話はかわりますが、先日テレビを見ていたらトンイの特集をやっていて、トンイを演じている韓国の女優さんとトンイを守る「チョンス兄さん」役の男優さんが来日して出演していました。チョンス兄さんは思っていたよりずっと若い青年でした。
トンイは映像の中のトンイよりも、生出演この女優さんのほうがずっと綺麗。質疑の様子をみても、反応が素直で好感がもてました。
ちなみに、トンイはいまBSでやっていて、私は毎日用日、欠かさず録画して、時間のあるとき見ています。