2004年12月
2004年12月11日
ハウルの動く城
きのう、「ハウルの動く城」を観ました。映画好きの人の中では評価が分かれているそうです。プロの批評家の間ではあまり芳しくない評判ということも耳にしました。泣いた、という女の子がいて、周囲の友達から「あの映画のどこで泣くねん!」と笑われていたけれど、私もちょっぴり涙腺がゆるんで、引き込まれて見ていました。ヒロインとヒーローの心がじかに伝わってくる感じでした。
ハウルの変身は、私の愛読書だった永井豪の「デビルマン」の変身を思い出させました。その哀しみも美しさも通じるものがあって、泣けるところがあります。
ただ、映画として何か新しいところがあるか、と評論家的に訊かれると、あまりそういうところは無かったと思います。これまでいつも日本映画をひっぱってきた宮崎さん、今回は少しお休みですね、という感想です。
アニメが日本映画をひっぱってきたことのほうが、尋常ではなくて、まっとうな映画づくりが困難になってしまった日本映画の悲惨をあらわしていたに過ぎないのかもしれません。
ハウルの変身は、私の愛読書だった永井豪の「デビルマン」の変身を思い出させました。その哀しみも美しさも通じるものがあって、泣けるところがあります。
ただ、映画として何か新しいところがあるか、と評論家的に訊かれると、あまりそういうところは無かったと思います。これまでいつも日本映画をひっぱってきた宮崎さん、今回は少しお休みですね、という感想です。
アニメが日本映画をひっぱってきたことのほうが、尋常ではなくて、まっとうな映画づくりが困難になってしまった日本映画の悲惨をあらわしていたに過ぎないのかもしれません。
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