2006年03月12日

ダ・ヴィンチ・コード

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 次男の庭の梅が咲いた。ふきのとうも、生き生きとした若緑の頭を地面から出した。
 けれど、今日はおそろしく寒い。
 
 「ダ・ヴィンチ・コード」の文庫本が出たので誘惑に勝てず買ってしまう。読み始めると、ついのめりこんで上、中、と一気に読んでしまう。語りもうまいが、自分の訪れたことのある場所が出てきたり、実物を見たことのある絵画の絵解きが面白くて、引き込まれていく。こんなの読んでいたらそれで日が暮れてしまうから、さすがにそこでストップして、自分への言い訳程度に仕事にかかる。

 実はこの小説は原作のペーパーバックが出たときに買って読み始めたことがあって、面白そうだと思いながら、最近ペーパーバックも読みなれないものだから、大体の意味をとりながら一定のスピード感を保って読み進むことができず、電車の中でもすぐ寝てしまうので(>。<)途中で放り出していた。
 
 そのうち単行本の邦訳が出て、学生さんに「あれ買わへんの?」(言外に私が買ったら貸してもらえるのに、との含みあり・・・笑)と言われたこともあるけれど、いまさら邦訳を買うのもシャクだし、ふ?ん、と知らん顔していたのだけど、文庫本になるとつい財布の紐をゆるめてしまった。まんまと出版社の策略にひっかかっている。

 読みたい本は山ほどあるのに、こういう本を出されると誘惑に弱いほうだから困る。ようやく今年度の仕事も区切りがついたところだから、一日二日は休養ということで、こんな読み物を楽しむのもいいかも。

 今日から夕食は私たちが次男宅へ行くのではなく、むこうが赤ちゃんをつれてわが家へ来て夕食。用意もパートナーと、少しずつ料理もおぼえたいという次男のパートナーが一緒にやっている。

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at 00:25│
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