2025年02月28日

「オジサン」という名の魚

「オジサン」という名の魚
  きょう、HELPで牛乳と、なにか適当な魚をみつくろってきて、と言われて牛乳2本と、あと魚屋さんで何にしようかな、と見ていたら、なんと「オジサン」という名の赤い魚が出ていました。あとで調べてみると、スズキ目ヒメジ科の魚だそうです。もちろん見たことも食べたこともなかったので、そういう時はとにかく試してみるのがわが家の食卓なので、買ってきました。結構大きな魚で、二人で食べるには一尾で十分だし、598円というのはそう高くないほうの魚です。

さんまいにおろす
 家に帰ると、パートナーも珍しい魚を喜び、早速ネットで料理法を調べると、刺身、塩焼き、揚物など何にでも使えそうだとわかり、またスズキの仲間だとわかると、バター焼きにすれば美味しいかもしれない、と言って、早速三枚におろしてくれました。新鮮だからか、身がひきしまっていて、真ん中の背骨のあたりが硬くてなかなかおろすのが大変だったみたい。

★オジサンのバター焼き
 かくして、「オジサン」のバター焼きのできあがり。身がぎゅっとしまって焼くと丸く湾曲していました。味の方は癖のない、スズキの仲間らしい味で、バター焼きがとても合っていました。全然硬くなんかなくて、腹筋で鍛えた三段腹の筋肉みたいに、一塊ごとの身が簡単にほぐれてきて、とても食べやすく、皮も独特の食感と味で、美味しくいただけました。添えた野菜は、ロマネスコ、シイタケ、ベーコンのディルマヨ・オーヴン焼き。ロマネスコは茹でずに、生のを焼いていて、これも正解でした。
 「オジサン」のアラはアス、味噌汁に使うそうです。

★ミートソースパスタ
 ミートソースパスタ。トマトの酸味が効いていて、美味しかった。

★カボチャスープ
 カボチャスープ。先日、戸田農園さんで今回は少し小さめのわが家に適当なサイズのを買ってきました。カボチャは半年おいといたからといって熟すわけではないようなので、早々に使ったそうですが、とても美味しかった。

★パンコントマテ
 パンコントマテ。パンはカナートのドンクで売っている「パンドママ」の端パン。トマトはもちろん上賀茂の戸田農園さんのトマトで、切る時から、果物のように香りが高かったそうで、非常に甘味の強いトマト。同じトマトでも、なぜ戸田農園さんのトマトはこんなに甘いのだろう?ひょっとして肥料に大量の砂糖を使っているのかしら、などと冗談を言いながらいただきました。

(以上です)

 「瑯琊榜」はUNEXTで無料で見放題になりました。もうBS11での放映が終わりに近づいたので、録画したい人はしているでしょうし、UNEXTもこのタイミングで有料だったこの番組を無料で解放したのでしょう。でもまあ、一日おきくらいに、早めの入浴でほっと一休みという夕食までの時間帯に録画しておいた1回、2回分くらいを見るのを楽しみにしてきたので、あわてて最終回まで見る必要もないし、マイペースでおわりまで見ようと思っています。

 先日、赤焔軍に夫を殺されたと懸鏡司首領で師匠の夏江に思いこまされていた夏冬は、梅長蘇のはからいで牢にとらわれた謝玉と夏江の会話を聞いて、自分が欺かれていたことを知り、夏江らにとらえられた赤焔軍の生き残りである副将軍衛崢の奪還に際して師匠を裏切って重要な役割を果たし、また夏江の策謀を王の前で暴く証言をして夏江が捕らえられる上で決定的な役割を果たしますが、もちろん自らも師匠に忠実だった部下として捕らえられます。

 他方、王が催した狩猟会で九安山にいたとき捕らえられた「獣」が実は人間で、赤焔軍の生き残りの副将軍で、夏冬の夫である聶鋒だと気づいた梅長蘇は、自分と同じ病に冒されている彼の治療のために
藺晨を呼び寄せ治療させると同時に、牢の中の夏冬に身代わりを立てて夫聶鋒に再会させます。

 誉王の謀叛で王も靖王も梅長蘇たちもみなが危機的状況に陥った中での脇道のようなエピソードではありますが、もともと赤焔軍の謀叛の証拠とされたのが、この聶鋒の筆跡を偽って届けられた密書だったこともあり、夏江らの陰謀を暴く生き証人と言って良い人物なので、単に夫と妻の再会というラブロマンス的エピソードではありません。

 しかし、その再会のシーンはひとつのクライマックスでもあり、変わり果てた異形の夫と再会して、夏冬がどんな風に振る舞うか、固唾を呑んでみていると、彼女は静かに「おかえりなさい」と迎えるのですね。このシーンは本当にすばらしいシーンでした。脚本家に脱帽です。涙にくれて抱き合うとか変わり果てた姿に戸惑うとか、歎くとか、そんな大仰な演技は一切ありませんでした。

 このドラマがみごとなのは、そういう脇道エピソードの細部の演出まで行き届いた気配りで、徹底して考えられている点でしょう。どうやら台湾や香港の映画人が多数加わってもいるようで、それらの豊かな資産をひきついで、華流ドラマは日本のドラマが逆立ちしてもかなわない力量を蓄えて、この種のドラマを創り出しているようです。

 俳優もいわゆる姿かたちだけの美男美女はほとんど見当たらず、その存在感と演技力で見る者を圧倒します。それは視聴者が心を寄せる主人公の陣営の諸人物だけではなく、小心で猜疑心が異常に強く、この上なく残虐な王も、徹底的に梅長蘇や靖王を追い詰めては危機に陥れる懸鏡司夏江、あるいは最大のライバルだった皇太子を追い落とすことに成功する誉王にしろ、主人公の敵方の面々の圧倒的な存在感にも、キャスティングの卓抜さを見ることができます。日本のドラマの現状を考えるとき、まったく羨望を禁じ得ない製作体制だと言わざるをえません。





saysei at 21:31│Comments(0)

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