2025年01月18日
久しぶりの好天

厚い雲が垂れこめたり小雨が降ったり、ややこしい天気がつづき、寒くもあったけれど、久しぶりにきょうは青空がひろがり、電動アシスト自転車を走らせていても暖かくさわやかで気持ちがよかった。
実は昨夜、時々起きる持病のひどい頭痛に悩まされて、夜中の2時すぎにはとても寝ていられずにごそごそ起き出して夕食後にのんだのにちっとも効かないカロナール500mg錠をもうひとつ飲んで、小一時間してそれがようやく少し効いてきて、布団にもどってなんとか眠ることができました。パートナーによれば、寝ていて大声で何か叫んでいたそうで、夢も悪夢だったようです。そういえば車に乗った悪人の男女に追いかけられているような夢を見ていたかすかな記憶があります。ひどい夜でした。
朝起きてもまだ頭痛の予兆と最近つづいている痛いほどのきつい肩こりで、また頭痛がひどくなりそうだったので、朝食後、今度は先日抜歯のときに念のためにともらっていたロキソニン錠を飲みました。こちらのほうが消炎作用がいくらか強いようなので、効くのではないかと思ったのです。それでなんとか夕食どきまでもちました。
肩をもんでもらったり、電動肩たたき機で少し叩いてもらったり、いろいろやってみても、そのときは少し軽くなったような気がするけれど、本質的に頭痛や肩こりを防ぐ対策にはなりそうもありません。
おそらくなにかはっきりした原因があるので、それがもうずいぶん前になるけれども左肩の骨折による手術の影響なのか、あるいは肺組織の変化(悪化)によるものなのか、白内障手術をした目の眼精疲労みたいなことによるのか、それとも近年どうしても机の前で集中して本を読んだりキーボードを叩いたり、同じ姿勢で長時間やっている毎日なので、その影響なのか、あれこれ原因とおぼしきものをあげつらってはみるけれど、ほんとうのところ、ぴたっと一つの原因があてはまるという気がしないのでよくわかりません。
たぶん病院へいくにも、いまの分化してしまった医療体制で、どこの科へ行けばいいかもわからないし、行っても、おそらく素人の私以上に的確に原因をつきとめられる医師はいないのではないかという気がします。
そうなるとあとは自分で対症療法的に、肩たたきをしたり、軽い腕や肩の運動をしたり、痛み止めを服用するくらいしか方法がなさそうです。困ったことですが・・・まあ肩の手術をしてくれた外科医は名医だと私は思っているので、インフルエンザがもう少し下火になれば、一度相談に行ってもいいかな、と思っています。内科も外科もある病院で、はやってもいるから、今行けばむしろインフルエンザかなにか拾ってきてしまうおそれのほうが強いので、しばらくは様子見するしかなさそうです。

午後にはわりあい体調も回復したので、上賀茂まで行って、野菜の自動販売機で、ほうれん草(150円)、チンゲン菜(100円)、カブ(2個200円)、久しぶりに出ていた古漬けのスグキ(400-500円)を3個ゲットしてきました。ほうれん草はほんとに久しぶりにみつけました。近くのスーパーなどではいま一束290円なんていう値段がしているそうです。このごろ上賀茂へ行ってもボックスが空っぽになっていることが多いのは、やはり市販の野菜が高騰してとても買えくなってきたために、いつもこんな自動販売機を覗いてみなかったひとたちまでが、遠くから車で覗きにきたり、ひょっとしたら個人営業の店などやっている人が安く美味しい野菜を仕入れるために(領収書がとれないのが唯一の欠点でしょうけれど)買い出しにきて、ごそっと持ち帰っている可能性もあるかな、と思っています。
そうなると私のように距離が遠くて、晴れた暖かい日に自転車を走らせて時間帯もいいかげんに一度限り見てまわるだけの個人は不利で、よほど運がよくないとほしい野菜を手に入れることが難しくなります。
まあ私のブログを見てくれる人は極端に少数なので(笑)、このブログを見て買いに行くなんて人はまずいないでしょうから影響はないはずですが、ホンネのところでは、上賀茂の野菜販売機のことは、あまり広く知られないままであってほしい(笑)。
わが家の貧しい家計のためにも、いまや上賀茂の安くておいしい新鮮な野菜は貴重な食材で、ほかのどんな店にも代えることができなくなっています。
毎朝のサンドイッチにはさむトマトひとつとっても、いま戸田さんのトマトが出ないものだから、ずっとまったくトマトの味がしない水っぽいトマトか、単に酸っぱいだけの(それでもまったく味というもののないトマトよりはましだけど)トマトを使うしかなくて、毎度、ほんとにひどい味だねぇ、などと言い合いながら我慢して食べているありさまで、早く戸田農園さんが温室トマトでも何でもいいから出してくれないかと、そればかり願っています。
きょうもまだ頭の状態がスッキリしなくて、上賀茂から帰った後は夕食までほとんど二つの椅子を使って寝そべるようにしてうとうと。ただ、今日は少し真剣にヒポクラテスを読みました。読めば読むほどほんとうにすごい医師であり思想家だなと感嘆します。そのうちにきちんと論じてみたい気がします。いまの医師たちには彼の爪の垢でも煎じて飲ませたい(笑)。身体はイメージなのだ、などと現象学の孫引き猿真似で寝言を言っているような哲学者にも、彼の爪の垢でも飲ませてやりたい。今の日本の医者も哲学者なども、彼の前ではおおかた化けの皮がはげてしまいそうです。
きょうの夕餉

白インゲンのカスレ フランスの田舎料理なのだそうです。まさにそういう素朴なところのある豆料理の味で、豚肉の脂が引き立ってとても美味しく感じられる料理でした。フランスの田舎では鴨肉を使うそうです。手近な材料でこしらえたのでしょう。

サラダ

レブレドォルのパンは、ちょっとバターを付けて食べるだけでとても美味しい

3種類ほどのチーズをきょうも少しずついただきました。栗の葉で包んだモテというのがとても美味しい。匂いはきついけれど、味はマイルドで、独特の味がすばらしい。ロックフォールのブルーチーズはそれに比べると、味よりもまずこんなに舌に刺激の強いチーズだったかな、と思えました。

これはきょうパートナーが焼いたプラム入りのケーキ。毎週入れる果物がちがうので、飽きず、楽しみです。どれもそれぞれ特色のある味が味わえて楽しい。
(以上でした)
saysei at 21:22│Comments(0)│