2024年08月27日
家の中のお仕事いろいろ
きょうはもと次男の部屋の「屋根裏部屋」(はしごで登るロッジ風のベッドスペース)に抛り上げていた各種の本のケース類で、先日整理したとき、まだ残っているのを積み上げて置いたのがあったので、これを下ろして、もとどおり本に服を着せてやりました。遠からず市場に出てひとさまの手に渡ることを想定して、バツイチながらせめて衣装なりと元通りにして、というわけです。
漱石全集、親鸞全集、フローベール全集、近松全集、それにかったるいから全部ケースを外していた大量の日本古典文学全集等々。ケースをつけておくと、さっと本棚から取り出してすぐ読もうというときにかったるいのがいやなのですね。それに、本棚に立ててもケースがあると嵩張ります。
でもケースには良いところもあって、背文字が明瞭なので本棚にあっても何の本かすぐにわかること、中にはケースの表紙に目次みたいに主だったコンテンツが印刷してあるものもあるので、中を見なくても何が収録されているかがすぐにわかること、それにもちろん本が傷まないことなどです。みんな嫁入り先が決まるまでケースを身につけて大人しく本棚で待っていてもらうことにしましょう。
二つ目の仕事は、昨日届いた「突っ張り棒」を寝室の二つのタンスにセットすること。前にやっていたので、今回は要領がわかっていて、簡単でした。部品状態のときは、なんだか頼りなさそうな道具にみえているのですが、正しくセットして最後にギュッと下部のパーツを回転させて締め付けると、みごとに堅固そうな突っ張り棒に変身するので、感心させられます。実際の大型地震でどれだけ役に立つかはもちろん未知数ですが、少なくとも、とりあえず最小限の手当はしたぞ、という精神的安堵感をもたらす程度の効用はありました!(笑)
三つ目の仕事は、今から庭へ降りるところにある木のテラスが雨風と強い日差しのおかげで朽ち果てて、縦に走る4本の梁のうち3本までは一方の端が腐って落ちてしまい、交差する板と接合されているために朽ちて落ちた片方を宙に浮かせたまま、かろうじて半分は居間側にくっついている状態なのですが、横に走る長い幾本もの板もほとんど朽ちて3分の1は落ち、残る板もボロボロというありさまで、いま足を踏み入れることができるのは居間側の、庭へ降りる階段に通じる片隅のごく狭い範囲。それも私が階段の降り口に丈夫な板を一枚釘打ちして渡したので、そこへ足を置くことで、かろうじて階段を下りることができる、というありさまです。
それで、昨日届いた「突っ張り棒」のうちの1セット2本を、縦に走る4本の梁のうち、階段の昇降口に一番近い梁の下にセットして、補強してやるという作業でした。購入した「突っ張り棒」は、50~70cmサイズで、このテラスの梁と下のコンクリートの地との間は75cm~80cm(前の方は朽ち落ちて、それに伴い、梁も傾いているので、高さは5cm以上の落差がある)なので、突っ張り棒だけでは高さが不足しています。それでこれまでクワやスコップや竹ぼうきの類を抛り込んであった木の桶のようなもの(これも腐って半ば底抜けらしい)が置いてあったコンクリートブロックが2個あったのを幸い、それらをテラスの下のコンクリート床に置き、そのブロックとテラスの梁との間に突っ張り棒をセットしました。
コンクリート床に片膝をつき、不自然な姿勢での作業は、いまの私の肺の劣悪な酸素交換機能では、かなりしんどかったけれど、なんとか前後に2本セットできました。これで、居間を出てテラスの庭への昇降階段の降り口までの数歩を、なんとか足が腐った床板を踏み外して落ちることなく、しっかり突っ張り棒で支えられた梁に置かれた板を踏んで歩むことができるかと思います。徐々に腐朽がひどくなって、いつ足が腐った板を踏み抜いて全部崩壊し、下のコンクリート床にたたきつけられることになるのやら、と危惧していたのですが、これでなんとか数週間くらいならしのげるかと思います。
このテラスの修理(というより、全部壊して撤去し、あらたによりシンプルな同様のテラスを構築してもらう工事)を次男が連れてきた友人の一人らしい工務店を営む若い人に、ちょうど1年前の5月だったかに依頼して、(テラスは私物ではなくて共有物なので、工事の計画は団地の理事会に届けて承認を得なくてはならないこともあって)工事の設計図を示してもらうことになっていたのですが、待てど暮らせどいっこうに音沙汰なく、もう1年をとっくに超えてうんともすんとも言ってこないし、次男もたまに顔を見せてもそのことには何も触れないのでした。
まあ次男のことだから、自分に関心のないことはすっかり忘れてしまうようなキャラだし、彼自身のところのテラスもその友人に作り直してもらったから、わが家もやってもらってくれ、ということにしたのでしたが、彼の家のテラスも、発注して随分長く着手しなかったようでした。それでも工事をはじめてからはとても早かったので、われわれも期待していたわけです。今工務店の類は引く手あまたで、身入りの良い仕事でなければひどく待たされるらしい、というのは聞いていたけれど、さすがに1年ともうじき半年ともなると、そのころはまだ手前半分くらいは足を踏み入れても危険はなかろうと思える状態だったのが、もはや足を踏み入れてよい場所がみつけられないほど朽ち果ててしまって、きつい台風でもくれば、全部一晩で崩壊してしまうやもしれない状態なので、これはいかん、ということになって、さすがに寛容なパートナーもしびれを切らして、少し涼しくなったら次男に話をして、やる気があるかどうか友人にきいてもらい、早々に着手できないのなら、はっきり辞退してもらって、別の工務店に発注することにしました。前に別のことでやってもらっていた工務店もあるし、依頼先がないことはないので、ことは身の安全にもかかわることだから、急いで処理したほうがよいと考えているところです。
きょうの4つ目の仕事は、自分の机の引き出しの修理です。もうずいぶん以前から、机代わりの一枚板の下におさまるようになっている、コロつきの3段の引き出し収納スペースの1番上の引き出しを支えているとっかかりが壊れたか外れたかすり切れたか、とにかく引き出しがガタンと2段目のほうへ落ちてしまって、うまく手で持ち上げながら、かなりの力でひっぱらないと開けられない状態になり、またそぉっとセットすると、うまく正常な位置にひっかかってくれて、ふつうに引きだすことができることもある、という微妙な状態を繰り返してきたのでした。けっこうどの引き出しも中身をいっぱい詰め込んでいるし、一番上の引き出しはとくによく使う日用道具類がいれてあるので、いつでも快適に引き出せることが重要なのに、よくこの段が傾いて下に落ちていて、引きだすのに苦労していたのです。
きょうたまたま別の物を買いに100円ショップへ行ったときに、ちょうど引き出しの奥行にうまくおさまる長さの、割り箸を太くしたような頑丈そうな木の棒をみつけたのでそいつを2本買ってきました。木の棒に長ぼそい磁石を埋め込んであって、なにか特殊な用途に使う棒のようでしたが、こちらは磁石など必要とはしないけれど、その四角い丈夫そうな木の棒が手ごろだったのです。
帰って、これを引きだしの左右のすぐ下のところに木工ボンドで貼り付けてやると、うまく張り付いて、とりあえずはテープで仮止めして、試しに引き出しを入れて出して、と動かしてみると、ちゃんと引き出しが安定して同じ位置で移動してくれて、スムーズに出し入れできました。それで、いまは木工ボンドをきちんとつけて貼り、その棒で重い引き出しを支えるようにして、一晩ボンドを完全にかわかすようにとりだしてあります。パートナーはこういう日曜大工的な作業が得意でもあり、大好きでもありますが、私はもともと不器用でこういう作業は苦手なうえ、やっても下手くそだし、嫌いでもあってほとんどやったことはないのですが、今回は簡単でもあったので、うまくいったので気をよくしてパートナーに夕食のときおしゃべりしたら驚いていました。
初めてステロイドの大量療法を受けたとき、ほとんどシャブ(麻薬のコカインか何か)を打ったみたいな興奮状態で、夜はごく短時間しか眠れず、朝4時、5時の早朝にパッと目がさえて起床。なにかせずにはおれない気分で、家じゅうの、玄関や戸や窓や敷居の不具合や故障の個所を全部直して回ったり、当時義母がなくなってその家の整理に行って、庭の 50本以上のうっそうと茂る2~3メートルの高さにまでなった太い樹木を全部人の眼の高さにまで電動鋸を振るって切り、枝を払って庭に大きな山を築いたうえ、丈夫な頭陀袋を買ってきて、それに細かく切った枝を詰めて200袋以上のゴミを作りだして、ゴミ回収に出すのでは間に合わないので、2トントラックを借りて、それとライトバンの両方に積んで次男に手伝ってもらって、北山の市のごみ処理場迄運んで廃棄するところまでやったことがあります。あの夏はまったく異常な心身の状態で、肺の病を抱えながら、生涯でそれまでやったこともなかったような過酷な肉体労働を朝から夕方日が落ちるまで、毎日嵯峨まで車で二人で通ってやり通したのでした。その間、庭仕事だけではなく、家の中のいたるところに防犯ベルをとりつけ、家周りにいくつものライト(動くものがあると明かりがつく仕組み)をセットし、何十年も壊れてならなかった電蓄を修理してとにもかくにもレコードを鳴らすまでなおし、筑後何十年もたってガタピシ歪んで鍵穴の合わない窓の鍵穴を開けなおして新たなカギをセットし、何十年も洗ったことなどない玄関わきの部屋の二重窓を全部外して徹底的に洗浄し・・・と、とにかくやれそうなことを全部やってのけました。もう2度とあんなことはできないでしょうが、あのときは薬のせいで異様な興奮状態だったからできたのでした。もちろん麻薬などではなくて、大学病院で処方された大量のステロイド以外に原因は考えられません。それが私のステロイド処女体験でした。
きょうのような手仕事的作業を頑張ってやったのは、あのとき以来でした。もちろんその労働の量と質はあの時とは比べ物にならないほど微々たるものでしたが・・・
・・・というわけで、きょうは4つも「仕事」をしました。歳をとってからは、一日に「仕事」は一つだけ、無理をしないこと、というのを肝に銘じていたのですが、きょうは例外的に4つもやってしまいました。明日ぶっ倒れなければいいのですが(笑)
きょうの夕餉

いなりずし

かぼちゃとアスパラの煮物

鯛のアラの赤だし

レンコンのはさみ揚げと豚の味噌漬け

ラタトゥイユ

鶏肉とタマネギ、キュウリ、セロリに中華和え

オクラにポン酢
(以上でした。昨日、長男が来る予定でパートナーが張り切って色々つくっていたので、きょうは大体昨日ののこりもので済んだそうです。)

きょうの芙蓉。まだてっぺん近くにしか咲いてくれません。

アブがよく潜り込んでいます。

横顔も綺麗な花です。
漱石全集、親鸞全集、フローベール全集、近松全集、それにかったるいから全部ケースを外していた大量の日本古典文学全集等々。ケースをつけておくと、さっと本棚から取り出してすぐ読もうというときにかったるいのがいやなのですね。それに、本棚に立ててもケースがあると嵩張ります。
でもケースには良いところもあって、背文字が明瞭なので本棚にあっても何の本かすぐにわかること、中にはケースの表紙に目次みたいに主だったコンテンツが印刷してあるものもあるので、中を見なくても何が収録されているかがすぐにわかること、それにもちろん本が傷まないことなどです。みんな嫁入り先が決まるまでケースを身につけて大人しく本棚で待っていてもらうことにしましょう。
二つ目の仕事は、昨日届いた「突っ張り棒」を寝室の二つのタンスにセットすること。前にやっていたので、今回は要領がわかっていて、簡単でした。部品状態のときは、なんだか頼りなさそうな道具にみえているのですが、正しくセットして最後にギュッと下部のパーツを回転させて締め付けると、みごとに堅固そうな突っ張り棒に変身するので、感心させられます。実際の大型地震でどれだけ役に立つかはもちろん未知数ですが、少なくとも、とりあえず最小限の手当はしたぞ、という精神的安堵感をもたらす程度の効用はありました!(笑)
三つ目の仕事は、今から庭へ降りるところにある木のテラスが雨風と強い日差しのおかげで朽ち果てて、縦に走る4本の梁のうち3本までは一方の端が腐って落ちてしまい、交差する板と接合されているために朽ちて落ちた片方を宙に浮かせたまま、かろうじて半分は居間側にくっついている状態なのですが、横に走る長い幾本もの板もほとんど朽ちて3分の1は落ち、残る板もボロボロというありさまで、いま足を踏み入れることができるのは居間側の、庭へ降りる階段に通じる片隅のごく狭い範囲。それも私が階段の降り口に丈夫な板を一枚釘打ちして渡したので、そこへ足を置くことで、かろうじて階段を下りることができる、というありさまです。
それで、昨日届いた「突っ張り棒」のうちの1セット2本を、縦に走る4本の梁のうち、階段の昇降口に一番近い梁の下にセットして、補強してやるという作業でした。購入した「突っ張り棒」は、50~70cmサイズで、このテラスの梁と下のコンクリートの地との間は75cm~80cm(前の方は朽ち落ちて、それに伴い、梁も傾いているので、高さは5cm以上の落差がある)なので、突っ張り棒だけでは高さが不足しています。それでこれまでクワやスコップや竹ぼうきの類を抛り込んであった木の桶のようなもの(これも腐って半ば底抜けらしい)が置いてあったコンクリートブロックが2個あったのを幸い、それらをテラスの下のコンクリート床に置き、そのブロックとテラスの梁との間に突っ張り棒をセットしました。
コンクリート床に片膝をつき、不自然な姿勢での作業は、いまの私の肺の劣悪な酸素交換機能では、かなりしんどかったけれど、なんとか前後に2本セットできました。これで、居間を出てテラスの庭への昇降階段の降り口までの数歩を、なんとか足が腐った床板を踏み外して落ちることなく、しっかり突っ張り棒で支えられた梁に置かれた板を踏んで歩むことができるかと思います。徐々に腐朽がひどくなって、いつ足が腐った板を踏み抜いて全部崩壊し、下のコンクリート床にたたきつけられることになるのやら、と危惧していたのですが、これでなんとか数週間くらいならしのげるかと思います。
このテラスの修理(というより、全部壊して撤去し、あらたによりシンプルな同様のテラスを構築してもらう工事)を次男が連れてきた友人の一人らしい工務店を営む若い人に、ちょうど1年前の5月だったかに依頼して、(テラスは私物ではなくて共有物なので、工事の計画は団地の理事会に届けて承認を得なくてはならないこともあって)工事の設計図を示してもらうことになっていたのですが、待てど暮らせどいっこうに音沙汰なく、もう1年をとっくに超えてうんともすんとも言ってこないし、次男もたまに顔を見せてもそのことには何も触れないのでした。
まあ次男のことだから、自分に関心のないことはすっかり忘れてしまうようなキャラだし、彼自身のところのテラスもその友人に作り直してもらったから、わが家もやってもらってくれ、ということにしたのでしたが、彼の家のテラスも、発注して随分長く着手しなかったようでした。それでも工事をはじめてからはとても早かったので、われわれも期待していたわけです。今工務店の類は引く手あまたで、身入りの良い仕事でなければひどく待たされるらしい、というのは聞いていたけれど、さすがに1年ともうじき半年ともなると、そのころはまだ手前半分くらいは足を踏み入れても危険はなかろうと思える状態だったのが、もはや足を踏み入れてよい場所がみつけられないほど朽ち果ててしまって、きつい台風でもくれば、全部一晩で崩壊してしまうやもしれない状態なので、これはいかん、ということになって、さすがに寛容なパートナーもしびれを切らして、少し涼しくなったら次男に話をして、やる気があるかどうか友人にきいてもらい、早々に着手できないのなら、はっきり辞退してもらって、別の工務店に発注することにしました。前に別のことでやってもらっていた工務店もあるし、依頼先がないことはないので、ことは身の安全にもかかわることだから、急いで処理したほうがよいと考えているところです。
きょうの4つ目の仕事は、自分の机の引き出しの修理です。もうずいぶん以前から、机代わりの一枚板の下におさまるようになっている、コロつきの3段の引き出し収納スペースの1番上の引き出しを支えているとっかかりが壊れたか外れたかすり切れたか、とにかく引き出しがガタンと2段目のほうへ落ちてしまって、うまく手で持ち上げながら、かなりの力でひっぱらないと開けられない状態になり、またそぉっとセットすると、うまく正常な位置にひっかかってくれて、ふつうに引きだすことができることもある、という微妙な状態を繰り返してきたのでした。けっこうどの引き出しも中身をいっぱい詰め込んでいるし、一番上の引き出しはとくによく使う日用道具類がいれてあるので、いつでも快適に引き出せることが重要なのに、よくこの段が傾いて下に落ちていて、引きだすのに苦労していたのです。
きょうたまたま別の物を買いに100円ショップへ行ったときに、ちょうど引き出しの奥行にうまくおさまる長さの、割り箸を太くしたような頑丈そうな木の棒をみつけたのでそいつを2本買ってきました。木の棒に長ぼそい磁石を埋め込んであって、なにか特殊な用途に使う棒のようでしたが、こちらは磁石など必要とはしないけれど、その四角い丈夫そうな木の棒が手ごろだったのです。
帰って、これを引きだしの左右のすぐ下のところに木工ボンドで貼り付けてやると、うまく張り付いて、とりあえずはテープで仮止めして、試しに引き出しを入れて出して、と動かしてみると、ちゃんと引き出しが安定して同じ位置で移動してくれて、スムーズに出し入れできました。それで、いまは木工ボンドをきちんとつけて貼り、その棒で重い引き出しを支えるようにして、一晩ボンドを完全にかわかすようにとりだしてあります。パートナーはこういう日曜大工的な作業が得意でもあり、大好きでもありますが、私はもともと不器用でこういう作業は苦手なうえ、やっても下手くそだし、嫌いでもあってほとんどやったことはないのですが、今回は簡単でもあったので、うまくいったので気をよくしてパートナーに夕食のときおしゃべりしたら驚いていました。
初めてステロイドの大量療法を受けたとき、ほとんどシャブ(麻薬のコカインか何か)を打ったみたいな興奮状態で、夜はごく短時間しか眠れず、朝4時、5時の早朝にパッと目がさえて起床。なにかせずにはおれない気分で、家じゅうの、玄関や戸や窓や敷居の不具合や故障の個所を全部直して回ったり、当時義母がなくなってその家の整理に行って、庭の 50本以上のうっそうと茂る2~3メートルの高さにまでなった太い樹木を全部人の眼の高さにまで電動鋸を振るって切り、枝を払って庭に大きな山を築いたうえ、丈夫な頭陀袋を買ってきて、それに細かく切った枝を詰めて200袋以上のゴミを作りだして、ゴミ回収に出すのでは間に合わないので、2トントラックを借りて、それとライトバンの両方に積んで次男に手伝ってもらって、北山の市のごみ処理場迄運んで廃棄するところまでやったことがあります。あの夏はまったく異常な心身の状態で、肺の病を抱えながら、生涯でそれまでやったこともなかったような過酷な肉体労働を朝から夕方日が落ちるまで、毎日嵯峨まで車で二人で通ってやり通したのでした。その間、庭仕事だけではなく、家の中のいたるところに防犯ベルをとりつけ、家周りにいくつものライト(動くものがあると明かりがつく仕組み)をセットし、何十年も壊れてならなかった電蓄を修理してとにもかくにもレコードを鳴らすまでなおし、筑後何十年もたってガタピシ歪んで鍵穴の合わない窓の鍵穴を開けなおして新たなカギをセットし、何十年も洗ったことなどない玄関わきの部屋の二重窓を全部外して徹底的に洗浄し・・・と、とにかくやれそうなことを全部やってのけました。もう2度とあんなことはできないでしょうが、あのときは薬のせいで異様な興奮状態だったからできたのでした。もちろん麻薬などではなくて、大学病院で処方された大量のステロイド以外に原因は考えられません。それが私のステロイド処女体験でした。
きょうのような手仕事的作業を頑張ってやったのは、あのとき以来でした。もちろんその労働の量と質はあの時とは比べ物にならないほど微々たるものでしたが・・・
・・・というわけで、きょうは4つも「仕事」をしました。歳をとってからは、一日に「仕事」は一つだけ、無理をしないこと、というのを肝に銘じていたのですが、きょうは例外的に4つもやってしまいました。明日ぶっ倒れなければいいのですが(笑)
きょうの夕餉

いなりずし

かぼちゃとアスパラの煮物

鯛のアラの赤だし

レンコンのはさみ揚げと豚の味噌漬け

ラタトゥイユ

鶏肉とタマネギ、キュウリ、セロリに中華和え

オクラにポン酢
(以上でした。昨日、長男が来る予定でパートナーが張り切って色々つくっていたので、きょうは大体昨日ののこりもので済んだそうです。)

きょうの芙蓉。まだてっぺん近くにしか咲いてくれません。

アブがよく潜り込んでいます。

横顔も綺麗な花です。
saysei at 19:08│Comments(0)│