2021年07月27日

鹿の声を聴く

1
 今日夕方自転車で行くときには、こうして石垣に背伸びして白い花を食べている鹿と

2
 もう一頭、計2頭を見ただけでした。でも、帰りには・・・


川をわたる4頭
 川を渡る4頭と、少し上のほうにいた2頭と、計6頭が現われていました。


あと2頭
 この2頭だったか、後を追うように走って

取り残されて
 私がカメラを取り出す一瞬の間に一頭が消えてしまいました。取り残された一頭がしばらく所在なげに草地をうろつき、石垣の上を見上げたりしています。

ここを跳んだか
 消えた場所がここなのですが、細い草地だし、右手は見通しの良い川の中で、そっちへ走って行ったのなら私に見えたはずです。こちらの岸へ渡ってもいません。かといってここに隠れるような丈の高い草が繁った叢というのもありません。消えた鹿はこの石垣の上へ上ったのでしょうか?しかしこれは例の段差の滝の高いのよりも、もっと高くて、鹿が精いっぱい背伸びをしても、さらにその上に1メートルくらいの高さはあり、しかもそそり立っています。木が茂っていて上に建っている建物との間に隙間があるかどうかとか、細かいことは分かりませんが・・・それにしても勢いよく走って行って、こんな垂直に近い石垣を駆け上がるとか、跳び上がることができるでしょうか。いったいどこへ消えたのか謎のままです。

仲間を迎えに
 そのうちに4頭のうちの1頭がしきりに上流の2頭が駆けて行った方を見て、「ピェーッ!」とか「キィエーッ!」とか聞えるような、割とはっきりした発声を何度もして、明らかに先ほど走って行った仲間を呼んでいるのがわかりました。そして、その個体は、わざわざ段差の滝をとびあがって、自分たちがやってきたほうへ戻って、

仲間を呼ぶ鹿
 しばらくは水の中にたたずんだまま、何度も繰り返し呼んでいました。

 以前に、川床へ釣り人が下りているのを見つけて、まだかなり距離は会ったけれど、そちらを見て一頭の鹿が繰り返し警戒音を発しているのを見た(聞いた)ことがありましたが、あの時の発声とはまた異なる発声のようでした。やっぱり鹿にも一首のプレ言語的な意思疎通の発声があるのがよく分かりました。





saysei at 18:08│Comments(0)

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