2021年03月31日
散る桜、流れる桜、映る桜

今日は黄砂がそれほど飛ばなかったようで、比叡は綺麗にはれ上がった空に映えて見えました。川端の桜の列も満開で、いい景色でした。

きょうは下鴨疎水の桜を堪能しました。哲学の道や平野神社のようないわゆる観光スポットとしての桜名所ではなく、川端のように車が飛ばしていく道路脇でもなく、高野川に遮られる生協裏(浄水場裏)あたりから、下鴨本通リなどいくつもの南北の通りを横切って住宅地のあいだを抜けて府立大学前あたりまで、歩く人の姿もぽつぽつだし、自動車も時々とおるだけだし、自転車でゆっくり見物しながら走って、いいところで時々とまって写真を撮ったり、という絶好の花見の散策路。今満開で、散り始めたところでした。

岸辺の桜が映る川面を散った花弁が流れていきます。風が吹くとまたほろほろと花びらが舞い落ちてきます。

人通りと言っても、平日の昼間、こんなところです。

水面が鏡面のように岸辺の桜を映す中を、落花した花びらの塊が流れていきます。上を見ても桜、下を見ても桜、横を向いても前を向いても後ろを向いても桜です。
きょうはようやくカントの「啓蒙とは何か」とフーコーの全く同じタイトルを持つ、カントのこの小論文を解釈しながら、自身の知的戦略の構図を提示するようなフーコーの小論文を読んで、読書ノートをこのブログに昨日から書いていたのを終えました。まったく引き写しただけのメモになってしまったけれど、自分だけはそのメモを読んだら、何が書いてあったか辿りなおすことができ、ついでにそれを書いたときに、どこがどう分かっていなかったかが分かる、というわけです。
昨日はかなり体調が悪くてしんどかったけれど、きょうは気候のせいか、体が軽快な感じで、パートナーが整体に行ってる間に一人で掃除ができました。花粉やら黄砂やらが家の中まで入り込んでいそうなので、こまめに掃除しておくほうがよさそうです。
今日の夕餉

トンカツとアスパラのササミロールフライ。

タケノコの煮物

自家製キノメ味噌。筍はこれをつけて食べます。色、香り、味三拍子そろって、これで京都産タケノコを食べるのは最高の贅沢です。この味噌は、私が育てている山椒の葉をすり鉢にすりこぎですりつぶして、白みそにちょっとミリン(でしたっけ)を加えて作ったもので、木の芽をふんだんに使ったからこんな良い色が出るのだそうで、市販の木の芽味噌は、木の芽の外のもので増量してあるから、こんな色は出ないそうです。とりたてだから、味も香りもすばらしい。山椒だけは自分で育てていて正解でした。そうそう、バジルもそろそろ種まきの季節だとか。

マカロニサラダ。

ホウレンソウのおひたし。

ラザーニア。昨日の残りに外の残りものを加えて焼き直したらしいけど、美味しかった。

モズク酢。

サラダ・

タケノコ炊き込みご飯。

ぬか漬け。以上でした。
saysei at 20:54│Comments(0)│