2025年02月12日

シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ

不明鳥1
 午後のひととき、雀さんたちが20-30羽、アーちゃんの餌ののこりにたかっているとき、2階のアーちゃんの部屋の窓から庭を見下ろしていると、お隣との境近くの木の枝に、シジュウカラが一羽とまって、すぐにちょこちょこ枝の間を跳び動いて、じきに見えなくなりました。

不明鳥2
 前にも来ているのを見たことがありましたが、カメラでとらえたのは初めて。黒々とした頭と髯(?嘴の下の黒く太い筋)、黒ネクタイみたいな胸の太い縦の筋、そして肩から背にかけてのやや緑がかったウグイスみたいな色の羽といった特徴があるようです。

不明鳥3
 カーテンをあけても窓をあけてもすぐ逃げそうなので、ガラス窓をとおして部屋の中から撮ったので、ぼんやりしていますが・・・

不明鳥4
 ウェブサイトの図鑑を調べると、まずシジュウカラに間違いなさそうです。

きょうのメジロ
 ほぼ同じころに、芙蓉の切り株の上においた皿のほうに、メジロさんが一羽来ていました。

ひよどり
 こちらはお隣の鯉の養殖用水路を覗き込んでいるヒヨドリ。きょう中年の男性が水路の中の大きな緋鯉を4尾くらいかな、持っていかれたようです。ながいあいだ餌もなく?よく生きていたものだと思います。死ねば腐ってボロボロになっていたでしょうが、2階から見た限り、なにかビニール袋みたいなのに包まれたデッカイ緋鯉は綺麗な体をしていて目も口をあけていて、動いてはいなかったけれど、生きているようでした。奥様が引き取らせたのだろうと思います。ということは、奥様もかなり体調を回復されて時期に戻ってこられるのではないかと思います。







saysei at 16:16|PermalinkComments(0)

2025年02月11日

今日も雪が

雪の山際
  今朝も雪がうっすら辺りに降りていて、遠く東山の山並みの方を見ると白く煙っていました。山際ではまだ降っていたのでしょう。

雪の欄干
 テラスの手すりにもほんの少々。でもじきに消えてしまいました。

雪の餌場
 芙蓉の切り株に置いたアーちゃんの餌ののこりの皿のあたりにも少し雪が。

 朝方、ちらっと一羽の小鳥の影が飛び立つのを見て、ウグイスのようだな、と思いましたが、一瞬のことで確認できませんでした。ガラス戸のところへ無造作に近づくだけで気配を感じて飛び去るようです。
 雀なら一羽ということはめったにないし、メジロはかりにすぐ飛び去っても、一瞬であの白い目の輪が印象に残ることが多いので、一番特徴が分かりにくく、逃げ去るのも素早いウグイスではないか、と思ったのですが、確信はなく、むろん逃げていった梢の辺りを探しても姿は見えません。

 その後は今日一日、ウグイスやメジロはおろか、雀さんたちも全然来てくれませんでした。餌はまだたっぷり残っているのですが、こういう寒い日は来る確率が低いようです。

 昨日は頭痛薬などのせいか、昼間に机の前で例の如く二つの椅子を向かい合わせて、片方に両脚を上げて寝そべる形で、ぐっすりとかなりの時間眠ってしまったせいか、夜中の3時ころにトイレへ行ってから頭がカッと冴えて全然眠れず、とうとうそのまま、いつもの起床時刻7a.m.まで布団の中で目覚めて輾転としていました。
 昼間寝ていたのだから睡眠不足というわけじゃないので、かまわないと言えばかまわないのですが、なんとなく生活のリズムが狂ってしまいそうです。きょうは幸い頭痛もきつい肩こりも起きていないし、昼寝はしなかったので、たぶんよく眠れるでしょう。

 きょうは休日だからか、瑯琊榜を放映するはずの時間帯にBS11ではボートレースかなにかの中継をしていたらしくて、がっかりです。
 夕方早めの風呂に入って、温かくしてソファに座り、パートナーと一緒に瑯琊榜を見るのを楽しみにしているのですが・・・。
 いま第37回でしたか、この間、ずっと王妃の養子誉王+懸鏡司夏江が靖王+梅長蘇を陥れる謀略によって靖王側が危機に瀕する場面が続く手に汗握る展開で、うわっ、これどうやって切り抜けるんだ!と思っていると、あっと驚くような謀士の智略でもって切り抜けていく、それがまことに面白くて、毎回次が待ち遠しくてたまらないのです。

 ドラマは、ほかには日曜夜のNHK大河ドラマを惰性で見てはいるのですが、正直のところ段違いに面白くないので(笑)、ときどきその時刻が来ても忘れていて、パートナーに言われて仕方なく(?)テレビのスイッチを入れるといったことが続いています。
 なぜこう日本のいまのドラマは脚本が下手で、スピード感がなく、意外性がまるでなくて、エピソードがとってつけたようで、演技もしゃべりもカッタルイのでしょうね。
 そもそもいまどき吉原を舞台にしたドラマって、基本的に時代錯誤じゃないんでしょうか。どうがんばってみても所詮は性を売る場所として権力に囲われた特殊な世界で、そりゃそこに生きざるを得なかった人たちにもいろんな思いはあったろうけれど、めちゃくちゃなSF世界にして歴史から飛び出してしまえばともかくも、見ていてなんだか全然希望がもてないドラマというのか・・・(笑)

 そりゃ出版屋をやって黄表紙みたいなものを出したり、浮世絵師を世に出したり、といった、いまでいうエンタメのプロデューサーみたいな小才のきく男を主人公にしたドラマって珍しいのかもしれないし、いまそういう裏方稼業の才能が表へ出てきてもてはやされる時代だし、そういう小才をきかせて大衆相手に「あたり」をとって一躍評判になる、ってのが当世風の成金成功譚で、SNSのインフルエンサーなんて言われるような連中のはしりなんでしょうから、そういう意味では時代に迎合する企画だったのでしょうけれど、その魂胆がうすっぺらくて見え透いていて、視聴者の心を惹くものがないのは残念です。
 無料の民放なら仕方ないけれど、せっかく視聴者から視聴料をとり、民放では雇えないだろう高いギャラを払って充実した(?)スタッフや役者を囲い込むようなことをしてドラマを作っているのですから、もう少しはマシなものが作れないでしょうか。NHKは大河ドラマを作る計画をしたら、2年前くらいから、製作スタッフ全員で瑯琊榜の製作チームのところへでも一年程度の見習い修行に行ってこられてはどうでしょうか。いや、まじめな話。


きょうの夕餉

★フロフキ大根
 フロフキ大根

★サバの塩焼き
 サバの塩焼き

★五目豆
 五目豆

★砂肝と生野菜の中華風サラダ
 砂肝と生野菜の中華風サラダ

★ほうれん草のおひたし
 ほうれん草のおひたし

★だし巻き
 だし巻き

★スグキ
 すぐき

(以上です)

 アーちゃんはきょうも絶好調。昼間行ったときは、手袋を二重にはめたわたしの手の甲に乗っかって激しく噛みついては払い落されてまた乗っかって、と繰り返すこと五回、六回。いつになくしつこいので、うつむいて噛んでいるアーちゃんの背中から包み込むように掌でつかまえてやると、驚いて振り返り、ギャギャギャッ!と激しく喚いて、嘴で押さえている指を攻撃しようとするので、すぐに放してやると、一旦はケージの上へ逃げたものの、すぐにまた降りて来て、手に乗るので、その逞しい根性には感心しました。

 これは本気で手袋をはめていることに怒って攻撃しているのか、それともこの二重の手袋では彼の嘴も立たず、皮膚を傷つけないことがわかっていて、彼なりの親愛の情にもとづくゲームなのか、私にはまだよく分かりません。 

 猫や犬なら、ひどく噛んだりしてこちらが手厳しく叱ると、それなりにしおらしくショゲた顔つきになって、そのあと従順に、許してくれと言うように犬なら、行儀よく坐って、ワン!ワン!と許しを請うような吠え方をするし、猫ならおそるおそる甘えてすり寄って来たりします。
 けれども、小鳥となるとそういう表情まで読み取れないし、遠くでこちらを呼び寄せたりする呼び声とか、オーナーである長男が部屋へ入って来たときなどの喜びようを表わすはしゃいで甘えるような鳴き声とかはよく分かるけれど、手に乗って下を向いたままガツガツと嘴で手袋の上から手を激しくつつく行動の意味するところは、いまだによく分かりません。

 けれども、大きな趨勢として、彼がこういう形で近頃スキンシップを求めているらしいことは、なんとなく分かります。ときどきは、いきなりつついたりせずに、不安定な私の前腕に乗っかって、何をするでもなく、じっととまっていることもあります。以前にはまったくなかったことです。
 でもそんなときでも頭とか首とか背の羽を撫でてやろうとしても、嘴以外のところに触られるのはやっぱり拒否して逃げてしまいます。だからスキンシップも実際には成り立ちません。なかなか難しいところです。幼鳥のころから飼っていたら、もちろん裸のてのひらに乗っても噛んだりせず、居心地よくとまって、首や頭や背の羽をなでさせてくれたことでしょうが・・・。

 それでも以前に比べれば、私の腕やてのひらに乗っかってくるだけでも、大変な進歩です。噛まれて傷になるのはいやだから薄い軍手みたいな白い手袋の上に薄いゴム手袋をかぶせて、二重に武装して受け入れていますが(それがアーちゃんは気に入らないみたいではありますが)、そうやって私のお腹の所へ抱かれるように入り込んでいるところは、なかなか可愛いものです。
 そして、興奮して「闘った」あとでも、夜の就寝時刻になれば、自分から先にケージの中に入っていたり、まだ入っていない場合も、ちょっと「説得」すれば、みずからケージの中へ入っていくのを見ると、ほんとに賢い、素直な子だなと感心します。








saysei at 19:05|PermalinkComments(0)

2025年02月10日

楽しい夕餉

★カボチャのスープ
 きょうは長男も一緒の夕餉で、ちょっとレストランのテーブルみたいな食卓の彩になりました。まずはカボチャのスープ。これ、上賀茂の戸田農園さんの自動販売機でゲットしてきたデッカイかぼちゃで、なかなか切る思い切りができずに半年間寝かせていたカボチャですが、とうとう切りました。中は全然半年も寝かせたカボチャとは思えない、生き生き新鮮な感じで、どちらかといえば完熟しきっていなかったカボチャのようでした。でもこうしてアツアツのスープになるとほんと、いつものように美味しかった。

★パスタ
 椎茸やポルチーニの味と香りがよくきいたクリームパスタ

★仔羊のロースト
 メインディッシュは骨付き仔羊のロースト。最近はカナートでたくさん骨付きラムが出ていて、これが大好物の私はとても嬉しい。近隣にはたぶん外国人も多く住んでいるから、需要が拡大しているのでしょう。日本人も昔はそう羊を食べなかったかもしれませんが、いまは好きな人が多くなっているのではないでしょうか。牛肉に比べてかなり格安だし、豚や鶏よりも野性味もあって、美味しい。昔は羊特有の臭みを嫌う人も少なくなかったけれど、このラム肉など、全然臭みなど感じられず、ほんとに美味しかった。私はどちらかというと、羊、鹿、猪、鴨等々、ジビエ系の肉が好きなので、もっといろいろ出て来てほしい。鹿が増えすぎて農作物を荒らしたり、森の樹木の皮を剥いだり芽をむしったりで生態系を破壊するとか言われているけれど、鹿肉ってあまり見かけません。私もたしか福島にあったフレンチ・レストランへ素敵な女性と出かけたときに、彼女はまだ食べたことがない、というので鹿肉のコースを選んで一緒に食べたのが一番最近で、最近と言っても、もう軽く10年以上は経っているんじゃないかな(笑)
 鹿は羊よりも癖がなくて、とても美味しいので、なぜ出回らないのかよく分かりません。神様のおつかい扱いの奈良県とは違って、京都府では保護獣になってはいないので、捕獲して食肉にしていると思うのですが・・・
 私は高野川に降りてくる野生鹿の群れをここ数年、ずっと観察していて、毎年あらわれるその春うまれの仔鹿がぴょんぴょん跳ねたり駆けっこする可愛らしい姿を愛していて、あれを殺して食べたい、というわけじゃないのですが、食卓に出てくる鹿肉はあれとは別、と割り切って考えるようにしています。

 むしろ私がいままでその種のことで一番ギョッとしたのは馬ですね。馬肉なんてありふれた食用肉として良く知られているのだけれど、岩手県でしたかはじめて出張に出かけて、夕方ひとりで居酒屋へはいってカウンターの前に下がったメニューの札に、ただ「馬」と書いてあったので、そのときはギョッとしました。「・・・<馬>って、あの<馬>なんですか?・・・」なんて馬鹿なことをカウンターの向こうのおっちゃんに訊いて、こいつ何を言ってんだ?ってな変な顔をされたのを覚えています。

 でもわたしは馬刺しは好物で(笑)、熊本県の委託仕事を何年ものあいだ担当していたので、よく熊本へ出張しては、馬刺しに舌鼓を打ちました。あれは美味しいですね。

 イノシシは牡丹鍋にしたら美味しいけれど、脂の少ないややかすかすの豚って感じで、あまり好みではありません。あと獣の肉というと何があるんでしょうね。やはり私もあんまりゲテモノ風のものは好みではないので、せいぜい牛、豚、鶏の御三家のお隣さん程度の、羊、鹿、鴨の洗練された調理法で処理された美味しい肉は好みだけれど、そのさらに周辺へいって、珍しいからと勧められても、ちょっと尻込みしそうです。

 閑話休題。

★香草パン粉焼き
 これは時々食卓に出る砂肝のコンフィの香草パン粉焼きです。エスカルゴみたいな風味になりました。

★生野菜スティック
 いずれも上賀茂野菜による、スティック生野菜に、ディル入りヨーグルトマヨネーズソースを添えたもの。トマトはパンコントマテ用で、上賀茂戸田農園さんで昨日私が仕入れてきたもの。やっぱり甘味がたっぷりあって、おいしかった。岸本さんの酸っぱいだけのトマトとは、同じ上賀茂トマトでも全然違う。市販のトマトなんて甘みも酸味もない、そもそも味自体がない(笑)。あんなのをよく「トマト」と称して売っているもんだと呆れます。

★パンコントマテ
 パンコントマテ。パンは洛北のレ・ブレドォルのバケットなど。

(以上です)

 きょうも京都市の気温はスマホのお天気サイトによれば-2℃~7℃だったそうで、寒かった。先日来プリペットの上の皿に入れておいたアーちゃんの餌を見ると、雪解け水でぐじゃぐじゃになったのや、凍って固まっているのやで、これは雀さんたちも来ないはずだ、と思って昨日庭に穴をほって埋めてしまい、あたらしいアーちゃんの餌を入れておきました。

 そしたら、今朝ふとみると、そのひとつに鶯が一羽来ていました。ガラス戸に近寄って皿に見ようとしたら、気配に気づいたのか、一瞬で背後の木の枝の間に飛び去り、しばらく待って見ましたが、二度とは来てくれませんでした。でも頭から肩のあたりの特徴的なウグイス色、そしてメジロのような白い目のまわりの輪がなくて、目の辺りは黒く、切れ長の目のように見える、サイズはメジロと変わらず、メジロよりややスリム、という姿かたちから、ウグイスに間違いないと思います。何度か来て、ここに餌があることを覚えてくれたのでしょう。こうして時々チラッとでも立ち寄って姿を見せてくれると嬉しいですね。




saysei at 22:19|PermalinkComments(0)
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